湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

終末のワルキューレとか扇風機とか

 

こんばんは。

 

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ふにゃもらけ君のお部屋は、数日前まで開催されていた石像・銅像イベントでこしらえたアイテムたちを順番に飾る展示会場になっている(フラミンゴは、オマケ)。

 

末っ子に「週末のワリュキューレ」というマンガ本を借りて、五巻まで読んだ。

 

 

人類の存亡を賭けて、ワルキューレに選ばれて蘇った人間たちが、神々とタイマンするという物語。

 

第一回戦は、北欧神話の最凶神トールと、三国志時代の最凶武将、呂布奉先。ものすごい取り合わせだ。

 

巨大なコロシアムには、人間側の応援席も作られていて、選抜された人間の関係者が招待されている。呂布の応援には、軍師だった陳宮呂布の家来たちだけでなく、関羽張飛劉備たちまで集まって、熱くもりあがっていた。

 

物語やゲームのなかの呂布は、もはや人類とは思えない仕様になることがあるけど(ロケットみたいにバシューーッと空飛んでた呂布もいた気がする。あれはなんのゲームだったろうか)、「終末のワルキューレ」の呂布は、ギリギリのところで人間仕様だったみたいで、神であるトール相手に接戦を繰り広げて好敵手と認められるものの、最終的には敗退する。

 

他の試合も、思いがけないような人物と神とのデスマッチばかりで、実に面白かった。

 

末っ子は五巻までしか持っていないけど、すでに七巻まで出ているという。本代をカンパして、買ってきてもらおう。早く続きを読まないと、五巻で始まった、ヘラクラスとジャック・ザ・リッパーの勝負の結末が気になって、眠れなくなりそうだ。

 

 

なんとなくBGMに選んだ曲。

サイモンとガーファンクルの「The Boxer」。

 

The Boxer

The Boxer


子供のころ(たぶん1973年ごろ、小学三年くらいのとき)、歌詞の意味もわからないまま、手塚治虫の「ロック冒険記」というマンガを読みながら、何度も何度も聞いていたので、まるで「ロック冒険記」のテーマ音楽のように思っていた。大人になって、歌詞の意味をある程度把握してから、テーマ音楽と感じていたのはそれほど的外れでもなかったと思ったものだ。

 

ロック冒険記 1

ロック冒険記 1

 

 

 

それにしても、今日も暑かった。

 

居間のエアコンが古くなって、あまり効かない。学生時代に買った、35年物の扇風機が、熱中症予防の命綱だ。

 

当時使っていた家電や家具で残っているのは、この扇風機だけだと思う。ほかのものは、この2年ほどの間にほとんど処分した。書籍も、半分以上手放したと思う。

 

もともと物を捨てるのがとても苦手で、なんでも溜め込む癖があった。

 

価値の低いもの、用のないもの、邪魔になるゴミ同然のものほど、捨てるのがつらくなる傾向がある。そういったものに、自分の何かを無意識に投影して、溜め込むことで、心のなかの何かを守ろうとしていたのかもしれない。

 

潔く物を捨てられるようになったのは、溜め込んで家の中を圧迫している物量が、自分の痛みそのものに見えてきたせいだと思う。まるでトラウマをデカデカと実体化させて家の中に飾っているのと変わらない。そのグロテスクさに気づいてしまうと、自分のためにも家族のためにも、片付けなくちゃならないと、腹をくくるしかなかった。

 

で、思い切りよく処分して、すっきりしたかといえば、いまだに捨てたことへの痛みが癒えずに、じくじくと煩悶していたりする。たぶん、物で塞ぐことで目をそらしていた痛み(自分の問題)を、直視せざるを得なくなったからでもあるのだろう。身体を壊したり、鬱などをやったりしているのも、その延長線上のことのように思う。

 

自分の心の傷の治し方は分かりにくい。そもそも傷のあることに気づかなかったりするから、始末に負えない。若い頃、痛みを抱えた自分が最も買い集めて身の回りに置いたのは書籍だった。膨大なテキストに当時の自分が求めたものは、知らない知識、知らない世界を知ることだけではなかったと思う。世の中のどこにいても居心地が悪くて居場所が見つからない、何ものでもない得体の知れない自分の生きられる世界を必死で探していたのかもしれない。

 

ちょくちょく微熱を出したりているので、外出は控えているけど、今日は長女さんの送り迎えで、久々に車を運転した。暑かったけど、外の景色を見たら、気分がよかった。

 

一日二回ブログを更新して、年内に千記事達成しよう、なんて思った途端に、一日一本しか書けなくなるのは、お約束みたいなものである。

 

下書きにいくつか溜まっているので、明日は三回くらい更新するかも。

 

 

以上、睡眠導入剤の効果を増すために、末っ子に音読してもらって就寝する直前の、ねこんでるねこたまがお送りしました。

 

(_ _).。o○