ぼっちテントが届いた。
いま、居間に建っている。
たぶん子どもたち(24歳、22歳、15歳)の専用秘密基地として、長く活躍されることになるのだろう。
しかし、デカい。
黒々と聳え立っているので、表側にいろいろデコりたくなる。
入り口に、ぬりかべのぬいぐるみとか、飾りたい。
ハロウィン仕様でのライトアップも面白そう。
kindleの読み放題リストにあったマンガを読んだので、メモ。
「処女霊」(もりた毱太 著)
(以下ネタバレ)
一人暮らしを始めた主人公が、入居したアパートの部屋に憑いていた、自称処女だという少女の霊が「見えて」しまったために、成り行きで、彼女の成仏に力を貸すことになってしまうというお話。
エロ系の御都合主義なストーリーなのかと思ったけど、そうでもなかった。
幽霊の少女は、異性と付き合う機会のないまま事故死してしまったことがこの世への未練になってしまっているために、処女を喪失しないと成仏できないのだという。
それで、主人公の交際相手(というかエッチの相手)に憑依して、思いを果たそうとするのだけど、彼女いない歴イコール年齢という主人公には、そのアテがない。片思いの相手が出来ても、幽霊少女があれこれ余計なことをやらかすせいで、誤解されて嫌われてしまう。
お話が進むにつれて、主人公の周囲の人々や、片思いの相手にも、幽霊少女の存在が知られるようになり、彼らにゆかりのある他の霊も加わって、死者と生者の間に不思議な人間関係が作られていく。
いろいろな事件を経て、主人公は片思いの相手と両思いになり、一応付き合い始めるのだけど、主人公にとっては常に自分に寄り添っている幽霊の少女のほうが、心を許せるかけがえのない存在であるということを、主人公も交際相手も気づいてしまう。幽霊少女のほうにも、主人公への恋心が芽生えるのだけど、長く取り憑かれていた主人公は、しだいに衰弱しはじめて……。
建設的悲恋という、切なくも珍しいラストだった。
気軽に読みはじめたけれど、大切な人を失ったあとの人生を、喪失感と向き合いながら生きていくことについて、いくつかの視点から、まじめに描かれていたように思う。
そういえば、こんなの飲んだ。
ノンアルコールのビール風飲料「龍馬」。
なぜかAmazonが数日前から私にオススメしてくるのだけど、たまたまスーパーで見かけて買ったのだ。
わりと普通のノンアルコールビールだったと思う。
長女さんには好評だった。
亭主には不評だったけど、そもそもビール嫌いの下戸なので、感想はアテにならない。
なんかダシの効いたおつまみと一緒だと、いいかも。