英語の歌を聴いていても、歌詞はほとんど聞き取れない。
アップルミュージックで、歌詞を表示しながら曲を流していても、読み取りが遅すぎるから、たいてい目が置いていかれる。意味のわからない単語もざくざく出てくる。
情けない英語力である。(´・ω・`)
それでもめげずに繰り返し聞いていると、僅かながらも闇が晴れていく手応えはある。
今日は、コートニー ・ハドウィン(Courtney Hadwin)の「Someone You loved」という曲をアップルミュージックで聞きながら、歌詞を眺めていた。
比較的理解しやすい歌詞だけれど、全く知らない単語が1つあった。
kinda
きんだ?
なんだか英語っぽくない。
調べてみたら、「kind of」を省略した表現で、日常会話ではよく使われるのだとか。
こんな例文もあった。
He is not that kinda man.
うっかり「彼はあのキンタマンではない」と訳しそうになるけど、「彼はあの類いの男じゃない」という意味になるそうだ。
いまは中学英語でも習うらしい。あとで、末っ子(英検準二級合格)に聞いてみよう。
「Someone You Loved」の歌詞の対訳を見つけた。
歌詞・対訳ページ - ルイス・キャパルディ | Lewis Capaldi
どうも「kinda」の部分は訳出されていないように思える。日本語にするとしっくりこないニュアンスがあるのだろうか。
この歌、いろんな歌手が歌っているけど、元はルイス・キャパルティという人の2年ほど前の曲のようだ。洋楽に疎いので、全く知らなかった。
それにしても、愛されることに慣れすぎて、全てを癒してくれていた君に去られてしまってから、傷ついて血まみれどん底の日々が辛すぎる…って、10代の少女が歌うのと、成人男性が歌うのとでは、印象が全然違ってくる。
歌詞の主人公が少女の場合は、成長の代償として必要な痛みのように受け止められそうな気がするけど、成人男性と考えると、やさしい恋人を無償の避難所にしていたクズ男の甘えた泣き言もしくは反省文に思えてしまう。
でもそんな薄っぺらな歌が大ヒットするとも思えないから、この曲の歌詞には、ネイティブでないと拾いにくい魅力があるのだろう、きっと。