湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

多目的トイレの正規利用者(?)として、一言

こんにちは。

 

たまには、はてなブログの「お題」というので書いてみる。

 

 

今週のお題「外のことがわからない」

 

昨日ツイッターを見ていたら、やたらと「多目的トイレ」という単語が目についた。

 

障害者や介護関係で何かあったのかと思ったら、全然違った。

 

芸能人の不倫の逢引の場所が「多目的トイレ」だったのだという。

 

「多目的」って、そういうことじゃないだろうと、心の中でツッコミつつ、タイムラインを眺めていると、今度はその不倫の当事者としてスクープ記事に名前を連ねられた女性たちが、自分は全く無関係だとツイートしているのが流れてきた。身に覚えのないスキャンダルのために、ダイレクトメッセージで罵詈雑言をぶつけられているのだという。

 

つい先日、リアリティーなんちゃらで芸能人を中傷で追い込んで、死人を出したばかりなのに、なんの歯止めにもならなかったらしい。

 

日本の社会は、有名人の不倫行為に対して、時折、過度に攻撃的になることがある。不倫スクープを行うマスコミは、その攻撃性を利用して話題の炎上を引き起こし、集金しているように思える。

 

 

でも、そういう方面の話題を好む人が、私のまわりには全くいない。本当に、一人もいない。だから、不思議に思ってしまうのだ。

 

世の中のどこに、芸能人の不倫にそこまで興味のある人々がいるのだろうかと。

 

分からない。(´・ω・`)

 

ちなみに私は、「アンジャッシュ」というのがなんであるのか、さっきまで知らなかったし(言葉を目に入れたことくらいはあった)、多目的トイレを常用していたという渡部とかいう人についても、その奥様であるという美しい女性についても、存在すら把握していなかった。年に三時間しかテレビを見ない暮らしをしていれば、そんなものである。

 

私のような世間知らずはレアだとしても、テレビで馴染みの芸能人男性が多目的トイレで不倫をしたからといって、その話題について熱心に情報収集して語り合ったりしたいという意欲を持てるというのが、分からない。

 

むしろ語りたくない話題じゃないのか?

 

ほんと、分からない。(´・ω・`)

 

何はともあれ、こんな話さっさと下火になってほしい。

 

重い障害を持つ息子と外出すれば、親子で一緒に入れる多目的トイレは貴重なセイフティゾーンである。息子はすでに成人しているし、私は女性である。一緒にに男子トイレや女子トイレに入るのは、もう無理なのだ。

 

こんなスキャンダルのせいで、世間の人々が多目的トイレ利用者に偏見の目を向けるようになったりしたら、迷惑この上ない。

 

芸能人の異様な不倫行動のスクープがお金になるのだとしても、マスコミの方々には、話題の焦点を、もう少し別のところに持って行って欲しかった。