湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

ネット広告と江戸時代とムダ毛処理マシン

こんにちは。

 

ネットをひらけばどこでもお目にかかるGoogle広告は、見ている人間の年齢性別その他、商品の購買に影響しそうな属性を、ある程度収集してデータ化して、興味を引きそうなものを選んで出しているのだと思っている。(なんかGoogleアカウントの設定のとこに、そんなことが書いてあった気がする)

 

詳しい仕様はしらないけど、白髪染めや顔のシミやシワ取りの広告ばかり見せられるのは、私がそういう年齢だと判断しているからだろうし、介護関係の資格取得の広告がたくさん出るのは、家族がそういう方面で働いているのを把握しているからだろう。

 

若干お節介だとは思うものの、私という人間が髪染めにもシミやシワ取りにも興味がないというところまでは把握できていないあたりに、ある種の可愛さを感じたりもするので、普段特に気にしたことはない。

 

そうやって、私向けの広告表示のために日々奮闘してはハズし続けている、けなげで未熟なGoogle広告さん(勝手に擬人化している)に、生暖かい視線を送っていたのだけど、最近ちょっと成長したのか、それとも天然なのか、こちらの虚を突くような広告を出してくるようになりつつある。

 

数日前に、江戸時代の家屋について調べていたとき、銭湯が二階建てだったことを知って、そこから銭湯関連の風習などの記事を探してみたら、江戸時代の男性が、風呂屋でデリケートゾーンのムダ毛処理を熱心にする習慣があるという話を読んだのだ。

 

なんでも、着物の尻を端折ったときに、ふんどしからムダ毛がはみ出るのが、とっても粋じゃなかったらしい。

 

そこで、疑問が生じた。

 

江戸時代のデリケートゾーンのムダ毛処理、どうやってたんだろうと。

 

それで、下のような検索ワードで、ググってしまったのだ。

 

「江戸時代  銭湯  ムダ毛 陰毛  処理」

 

 

結果、江戸時代の男性は、ムダ毛の処理に、石を使っていたらしいことがわかった。

 

二個の石で毛を挟んで、こすって切っていたのだそうだ。

 

まさかの石器使用である。

 

江戸時代、奥が深いなあと感心した。知らないことがいっぱいある。

 

なーんて感心していたのを、Googleさんは見逃さなかったようだ。

 

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ムダ毛処理マシンの広告らしい。

 

あっさりした、かわいいイラストだけど、意味するところは、

 

「ヒマワリの茎みたいに太い剛毛が下着の際(きわ)からはみ出すのは着こなしの美学に反する。剃れ」

 

 

ということであろう。

 

Googleの広告さんは、私のプロファイルに、

 

「ムダ毛   剛毛」

 

を書き加えたのにちがいない。

 

でも違うから。

私じゃなくて、江戸時代男子だから。

 

なんてここに書いても、Google広告さんがプロファイルを修正してくれるかどうかはわからない。当分誤解は続くかも。

 

面白いからいいけど。

 

 

 

健康メモ

 

 

朝のお薬飲んだ。

昼の分は、これ書いたら速やかに飲む。

 

血圧は、129-75。よい。

 

食事の前にキャベツを摂ると、血糖値の上昇を防げる、というような本を書店で立ち読みしたので、できるだけキャベツを食べるようにしている。

 

いつもできるわけじゃないけど、動けるときは極力やろう。

 

 

ラノベ

 

桃巴「31番目のお妃様」。

小説家になろう」で読んだけど、書籍化されている作品だった。

 

 

 

国王の正妃候補として、国中から31人の貴族令嬢が王宮に送り込まれてきている。

 

候補の令嬢は、1番から31番まで、番号を与えられ、国王は、日付と同じ番号の令嬢に、1日1人づつ面会するしきたりとなっている。

 

けれども、31日は、二ヶ月おきにしか来ないので、31番目の候補令嬢は、二ヶ月に一回しか国王に会うことができない。つまり、国王の寵愛を勝ち取る可能性が薄いということになる。

 

とんだ欠陥ルールだけれど、31番目に選ばれた田舎貴族の令嬢であるヒロインは、正妃に選ばれたいなどと思っていなかったため、あてがわれた粗末な居住区画にこれ幸いと引きこもって、警護の騎士たちをも巻き込んで、本業である農耕と家事に勤しむシンプルライフを楽しんでいた。

 

ところが、そんなヒロインが、国王の目にとまることになる。

 

正妃候補と国王の面会は、朝と定められていたけれど、ヒロインを目の敵にする女官長が手を回して、ヒロインの元に国王が訪れることを阻止してしまう。

 

けれども女官長の目の届かない夜に、国王はヒロインと面会し、政務で疲労困憊していたために、そのままそこで翌朝まで寝込んでしまう。

 

それが周囲には「夜のお渡りがあった」と解釈されたために、ヒロインは、ドロドロの後宮の女の戦いに引きずり込まれることになる。

 

箱いっぱいのミミズの贈り物。

誘拐未遂。

毒殺未遂。

 

もともと辺境で農耕や薬草栽培に勤しみ、政治的センスも高く、時には魔物の討伐も自力でこなすヒロインにとっては、女同士の足の引っ張り合いなどさほど厳しい試練でもなく、事あるごとに味方になる人材を引きつけ、さらには敵対者すら手駒に繰り入れる度量を見せて、国王とともに国難に立ち向かう器量を十二分に示してみせる。

 

結果、国王も国民もヒロインにメロメロとなって、ハッピーエンド、だった。

 

小説家になろう」版は、正妃に選ばれるところで完結していたけど、書籍になったほうはシリーズ化しているようなので、だいぶ改編があってストーリーが増えているのかもしれない。楽しいお話だったから、機会があれば、製品版も読んでみたい。