湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

雑多な日記

こんにちは。

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ラノベ

 

小説家になろう」アプリで、「反逆のソウルイーター」(玉兎 著)という作品をみつけて、最新話まで読んでみた。

 

武力で鬼門を封じる一族の御曹司であるにも関わらず、戦闘能力が皆無だったために、父親に勘当されて故郷を追われた主人公が、死の瀬戸際で途方もない力を手に入れたことから、自分を追いやった人々に報復しながら、なりゆきで、虐げられた人々のために戦い続けている。

 

勘当されただけでなく、信頼していた身内や仲間にことごとく裏切られたせいで、ひどい人間不信に陥っているのに、根が優しい善人だからか、悪に徹することができないらしい。そのあたりは、「盾の勇者の成り上がり」の主人公に、ちょっと重なるかもしれない。

 

あとは、「心装」という戦闘能力のシステムと、それが本人に同調するときの「ワレハ、ナンジ ナンジハ、ワレ」というセリフが、ゲームの「ペルソナ」に似てるなあと思った。

 

他の作品やゲームなどに似ているところがあるのは、別にかまわないと思う。

完全にオリジナルな世界観やシステムでファンタジー作品を作るというのは、たぶん不可能だろうから。

 

個人的には、他の作品に通じる部分を見つけると、かえって親しみやすくて、読むのが楽しい場合が多い。

 

経験値稼ぎとレベルアップに有効だという理由で、身の回りにハーレムを形成しつつあるのが(ハーレムに所属する女性たちにも利益はある)、若干うっとうしいけれども、主人公の性格的に、男の友達はなかなか出来そうにないし、仕方がないところか。そこを除けば、メリハリがあって楽しく読める作品である。

 

それにしても、孤独な主人公ではある。同性とは、力で対立するか、組み伏せるしかの二択しかないし、異性とは、母親のように慕うか、か弱きものとして保護するか、ハーレムに囲い込んで経験値を吸い上げるかの三択の関係だけである。対等の関係というものが、築けないまま大人にならないでほしいなあと、読者でありながら、老婆心を働かせたりしている。

 

 

 

今日の健康観察日記

 

腸活は、とてもうまくいっている。

ほんとに快調である。

お腹だけは。

 

他があまりよろしくないのは、やはり運動不足のせいだと思う。

動くとあちこち痛いけど、ちょっと動くと、冷えはすぐにとれるし、気分も上がる。

 

散歩とかできたらいいのだけど、新型肺炎が落ち着くまでは、あまり出歩きたくはない。

 

 

 

昨日の日記


晴れたかわりに冷え込んだ一日だった。

 

午前中は、末っ子と二人で教会へ。

 

末っ子がミッションスクールの中等部に入学し、学校の課題として、地元のプロテスタントの教会の日曜学校に通うようになったのが、きっかけだった。

 

キリスト教に馴染みの薄い親子にもわかりやすい、それでいて奥深い聖書のお話を聞くのが楽しくて、末っ子に便乗して毎週通ううちに、自宅でも、聖書やキリスト教関連書を読むのが習慣化しつつある。

 

ひどい歴史音痴で、なおかつ救い難い地理音痴でもある私にとって、聖書の記事を理解することは、簡単なことではない。
西アジアやヨーロッパの古代史なんて、まともに勉強したことがなかったから、「バビロン捕囚」と言われても、バビロンがどの時代のどのあたりにあったものか、どんな文化の国だったのか、そもそもどんな事情でユダヤ人を捕まえて自国に拉致していったのか、さっぱりわからなかった。

 
そういうのを一つ一つ調べながら読むのが、不思議と楽しくて、飽きない。
 

聖書の中の人々は、何度となく十戒を破り信仰心を見失う。そのたびに民族全体で不幸な事態に陥るのだけど、預言者や指導者が現れて、神の指示と信仰の力で、人々を救いに導く。だけどそういう恩恵は数十年で忘れ去られ、節制を欠く振る舞いが横行し、社会が乱れていき、他国に虐げられる状況に戻ってしまう。


神様も最初の頃はずいぶん短気で、大洪水リセットをかましたり、堕落した人々を町ごと滅亡させたりするけれど、後にはそういう直接的な介入ではなく、悪徳が蓄積して不幸になっていくのに任せてから、必要に応じて預言者や指導者を選ぶような流れになっていく。なんとなく、文明や知性、精神性などの発達に合わせて対応を変えてきているようにも思えて、興味深いような、ちょっと恐ろしいような気持にもなる。