湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

春の日は不具合気味に後ずさる

こんにちは。

タイトルが怪しい575なのは仕様ですので気にしないでください。(´・ω・`)

 

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上の画像は、スマホゲームの「ふにゃもらけ」。

 

バイトしてアイテムを集めてお部屋を飾るだけの、ゆるーいゲーム。スマホ版(私はiPhone版だけど)が公開された当日から始めて、毎日欠かさず遊んでいる。

 

とはいえ几帳面な性格ではないので、貧乏暮しから脱却できず、レベルもひくい。

 

お金持ちになるためには、効率よく計画的に、ふにゃもらけにバイトをさせる必要があるのだけど、そのために、決まった時間に忘れずにログインしたり、フレンドを訪問してプレゼントのやりとりをきっちりするというのが、私にはとても難しいのだ。そういうことが苦もなくできるなら、ADHDと診断されることもなかっただろう。(´・ω・`)

 

なにはともあれ、毎日模様替えして、このブログに画像を貼って楽しめる程度には、家具や衣装を集められるので、富裕じゃなくても不満はない。ある意味、身の丈にあった暮しである。

 

いまは、バレンタインデーイベントをやっていて、ミントチョコをイメージした、お洒落な家具や服、ぬいぐるみなどを集められるようになっている。

 

とりあえず壁と床を揃えたけど、まだまだアイテムがあるようなので、コンプリートの道のりは厳しそう。ミントチョコは好物だから、できれば集めたいけれど、頑張ろうとすると時間に追われてゲームがつまらなくなるから、頑張る気は全くない。テキトーに楽しもう。

 

ふにゃもらけのように、頑張って勝たなくてもいいゲームの存在は、とても有難い。

 

勝ち負けのあるゲームが嫌いなわけじゃないけど、同じゲームをしている他人に勝つことが目的になってしまうと、キリがないし面倒くさい。それに、ゲームに勝ちたいのじゃなくて、他人に勝ちたいような人と遊んでも、虚しい。

 

 

読書

 

さて、読書しよう。

漱石の「三四郎」。青空文庫版で読んでいる。

うちに漱石全集はあるけど、電子版の方が読みやすい。

 

三四郎

三四郎

 

 

先日読んだ「行人」同様、「三四郎」も、きちんと通して読んだことがない。「それから」と「門」もだ。

 

いまは漱石の文章が面白くてしかたがない。

いい機会だから、順番に読もうと思っている。

 

ただし漱石を読むのは昼間だけ。

寝る前に漱石を読むと、処方されている睡眠導入剤ゾルピデム)が全く効かなくなることは、先日実証された。

 

夜はラノベと漫画に限る。

 

 

お天気がいいから散歩にも出たいけど、寒いから二の足を踏んでいる。三時くらいまで本を読んで、それからまた考えよう。

 

 

 

混乱

 

ブログを投稿しようとした瞬間、電話が鳴った。

 

覚えのない番号だったけど、お世話になっている福祉事業所関連の連絡かもしれないので、慌てて立ち上がって受話器を取ったら、電力会社さんだった。

 

電力と一緒にガスの契約をすると、年間の光熱費が割安になるからぜひにと言われるのだけど、少し前にはガス会社さんからも同じような勧誘があったのだ。

 

電力会社から電気とガスを買うといま支払っている料金よりも安くなり、ガス会社からガスと電気を買うと、同じように安くなる。そういうことだろうと理解している。

 

でも、電力会社とガス会社が、共に同じものを売り始めるに至った理由や仕組みのことはなにも知らない。

 

そういえば、いつも食材を宅配してもらってる生協さんからも、電気だかガスだかの契約をしないかと言われた気がする。お安くなるからと。

 

三者の料金を比較して、一番お安いところにガス・電気をまとめればいいのかもしれないけれども、なんだかもう果てしなくめんどくさく感じたので、電話口でお断りした。

 

すると、お断りする理由を尋ねられた。

 

理由なんて、「(わけが)よくわからないから」の一言に尽きるのだけども、それでは納得してもらえない。電力会社のお兄さんに食い下がられた。

 

「あのー、面倒な手続きなどありませんし、ほんとに簡単な契約だけで、お安くなるんですけど、それでもお断りされる理由をうかがっても?」

 

 

太陽が眩しいせいです。

 

 

と電話口で答えなかった自分を褒めたいと思う。

 

 

そういえば、カミュの「異邦人」も、ちゃんと読了していない作品だった。

 

「異邦人」の主人公は、母親が死んでも無感動で、人を殺した理由を問われて「太陽が眩しかったから」と答えたために、人間らしい情味に欠けることを、裁判で強く非難された人物だったはずだ。

 

いまの日本は、「いまの料金よりお安くなりますよ」という勧誘に無反応であると、理由を問い詰められる社会なのだろう。

 

私だって別に浪費が好きなわけじゃないし、たいていの場合、同じサービスなら、値段の安いほうを選ぶ。

 

でもこの光熱費問題については、どうも反応する気にならない。

 

どの会社も、簡単な手続きで済むと言うけれど、複数の会社に関わる手続き変更なのだから、それなりに人手や経費はかかるだろうし、各社競争するように値段を下げているのであれば、そのしわ寄せというのもあるのだろう。

 

新しく参入する会社もあるのだから、シェアを失って衰退する会社も出てくるのかもしれない。

 

皆で競って、全く同じものを少しでも安く売ろうとして、契約者の奪い合いを繰り広げるバトルの行き着く先がどうなるのか、世間知らずの私にはさっぱりわからない。お安くておトクだと言われても、わからないものには関わりたくない。

 

わかったとしても、やっぱり面倒だからほっとくのだろうけども。