こんばんは。
お正月が、終わってしまった。(´・ω・`)
時間や予定に追われずに済む、安らかな日々……
息子の施設通所が明日から始まる。
亭主や長女、末っ子の通勤通学も、私の通院も、今週から順次開始する。
たいして忙しいわけじゃないけど、更年期だの鬱だのを患って以来、予定があること自体がストレスで仕方がない。たぶん、予定のあるときに体調がわるくなるかもしれないと感じることが、しんどいのだと思う。
じっくり体力を養っていくしかない。
読書
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は、まだ途中。先を急いで読みたいタイプの小説ではないので、ゆっくり読んでいる。
人と気軽につながれないタイプの人が、唯一の拠り所としていたコミュニティから、理由も知らされずに弾き出されたために心が死んでしまい、生存するために肉体も精神も作り直したものの、弾き出されたという事実にリアルに向き合わないまま十数年を経て……その先に、何が起きるのか。
近年ものすごい勢いで量産されている異世界転生もののラノベにも、主人公がこれに近い状況に置かれる物語を時々見かける。所属していた共同体での、人格の全否定。全幅の信頼を置いていた仲間による、計画的な裏切り。村上春樹の小説の主人公は死にそうになっても死なないけど、転生もののラノベの場合、一回(あるいは何回も)死んでから、物語本編が始まる。今の日本の社会は、そういう再生ファンタジーを渇望したくなるような状況なんだろうか。
なんとなく、わかる気はする。
今日のオーブン料理
切って並べて焼くだけの天板料理。
今夜はアスパラの豚肉巻きのロースト、を作った。
太めのアスパラガス(短く切らず、長いまま)に、豚しゃぶ用の薄切り肉をくるくる巻いて、オリーブオイルに塩コショウ、イタリアンパセリのみじん切りと和えてから、天板に並べた上からピザ用チーズをふりかけて、180度に予熱したオーブンで20分焼いたら、お皿に盛り付け、温泉たまごを乗っけて、出来上がり。
アスパラが高かったので、半分くらいを、軽くゆでたインゲンでやった。
子供たちには、なかなか好評だった。
とくに息子は、この数日で、オーブン料理のファンになってしまったようで、私が台所に立つと、何度もオーブンを覗きに来る。
ただ、私としては、味にもう一工夫必要な気がしている。香辛料か、香味野菜系か。うーん、なんだろう。
参考書「天板1枚で、ごちそうオーブン料理」(上島亜紀 著)