湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

しずえさんと村上春樹と又吉直樹

こんにちは。

f:id:puyomari1029:20200103105527j:image

 

もう1月3日。お正月休みも、終わりがみえてきました。

 

時間に追われることのない休み中の生活が、あまりにも快適すぎるので、また普段の日常が始まるのかと思うと、げんなりしてきますが…

 

始まってしまえば何とかなる、と思うことにします。

 

 

万歩計日記

 

今年の目標が早くも危機に瀕している。

 

「一日平均5000歩、一ヶ月に15万歩は歩こう」

 

元日の歩数。

 

f:id:puyomari1029:20200103142928p:image

 

1月2日の歩数。

 

f:id:puyomari1029:20200103142959j:image

 

 

足りてない。(´・ω・`)

 

昨日は、歩いていると腹痛が起きる日だったので、歩数を稼げなかった。

 

今日は、お腹の調子は悪くないけど、膝に少し痛みがあるので、あまりたくさん歩けそうにない。

 

無理しても仕方がないから、様子を見ながら、増やせるときに増やしていこう。

 

 

昨日の日記

 

冬休みの宿題は昨年中に終わったと宣言していた末っ子の顔色がイマイチよくない。

どうしたのかと聞いたら、悪夢にうなされて気分が悪いという。

 

「どんな夢?」

「メヒョウが出た」

「メヒョウって、メスのヒョウの、女豹?」

「そのメヒョウだ。マンション前で出くわしたから、慌てて非常階段に逃げ込んだのに、メヒョウが素早く追ってきたから、めちゃくちゃ怖かった」

「そのメヒョウ、毛皮の斑点に、《宿題》っていう字、書いてなかった?」

「そんなもんはなかった……けど、実は、英語のワークブックの解答が見つからない」

「冬休みの宿題の?」

「うん。全部解いて丸付けするまでが宿題」

「何ページ残ってんの?」

「……あと60ページ」

「すごい量だな。ワークブックのレベルは?」

「高校レベルじゃないかな」

「よしわかった。おかーさんでは問題解くのは手伝えない。解答の捜索は引き受けるから、解けるだけ解いちゃって」

 

末っ子は中3だけど、英語に力の入った学校で、中3で英検の準二級を取らされる。

 

準二級って、私が子供の頃にはなかった気がするのだが、だいたい高1から高2くらいの内容らしい。そして、英語の勉強なんぞ大学院の入試以来完全放棄している私では、現役の中学生にも劣るレベルだ。

 

なので、iPadを辞書がわりにして問題集を片付けている末っ子の背後で、大掃除並みの家探しを開始したのだけど……

 

本棚、ベッドの下、ありとあらゆる袋物の中、クローゼット、果てはゴミ箱まで、何回も、何時間も漁ったけれども、見つからない。

 

私と末っ子は頭のタイプが割と似ていて、ものの散らかし方や、見失い方など、ほぼそっくりである。大事にしなくてはならないものほど、早々と見失う。そして、見失ったものに絡んだ自分の行動を全く思い出せない。

 

失くした本人と似たような人間が探し物をしても、盲点が似通っているから、発見率は上がらない。

 

というわけで、我々とは頭のタイプの違う長女さんを動員して、捜索を依頼した。

 

すると、30分もたたないうちに、

 

「解答、あったぞー」

 

と、あっさり発見。

 

末っ子と私が何度も確認したはずの書架で、見つけたとのこと。

 

 

その後、末っ子は今朝の四時半までかけて、英語の問題集をやり終え、さらに残っていた理科の問題集数十ページも、昼から頑張って片付けて、さきほど姉と二人で駅ビルのファンシーショップに出かけていった。お年玉を持って行って、福袋を買うのだそうだ。

 

 

今日の日記

 

昨日、見事に解答を探し当ててくれた長女さんには、私から、しずえさんのamiiboをプレゼントした。

 

↓これ。

 

amiibo しずえ (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

amiibo しずえ (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: Video Game
 

 

これを買うために、頑張って古本屋さんまで歩いたのだけど、近いから歩数はあまり稼げなかった。

 

古本屋さんでは、しずえさんのほかに、村上春樹の小説も買った。

 

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

 

 

 

文庫版ではなく、ハードカバーのほう。

値段は80円だった。ちなみに、定価は1700円。

 

昨年、村上春樹の「1Q84」のシリーズを、同じ古本屋さんで、一冊80円で買っている。

 

目に優しいハードカバーを安く買えるのは、ありがたい。

 

ありがたいけど、なんとも言えない気持ちにもなる。

 

80円の値札シールの下には、もう二枚のシールが重ね貼りされていて、値段の推移がうかがえる。

 

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は、

 

500円→200円→80円

 

と値落ちした末に、私に買われることになったようだ。

 

文学作品の古書の値段が、作品の価値にくらべてあんまりだと感じるほと安くなってしまうのは、私のせいではないとは思うけれど、どうしようもない申し訳なさを感じてしまうのも事実である。

 

蛇足だけれども、ここの古本屋さん、又吉直樹の「人間」は、なんと定価で販売していた。

 

人間

人間

 

 

出たばかりの本とはいえ、古書店で定価っていうのも、よくわからない。欲しかったけど、お財布の中身が乏しいので、買わなかった。