旧式のiPhoneでは重くてプレイする気にならなかった、「ポケットどうぶつの森」を、iPadに移して、ひさびさに遊んでいます。
一年以上もサボっていたので、ゲームのコンテンツがずいぶん変わってしまっていました。お部屋のコーデォネート学校とか、どうぶつたちのリクエスト品を宅配するサービスとか、特産品の収穫とか、やりこみ要素が増えたようです。
ふにゃもらけと同じで、頑張らなくてもいいゲームなので、自分のペースでのんびり遊んでみることにします。午後の日記更新の画像は、ポケ森でいこうかな。
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風邪による喉の痛みが、だいぶ和らいできました。
昨日は息吸っても喋っても泣くほど痛いレベルでしたが、いまはそれほどでもありません。
でもまだ起きて動くとまだヨレヨレなので、あと半日、葛根湯飲んで寝込むことにします。
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大学の非常勤講師の報酬が屈辱的だという記事を見かけたので、話題になっているブログを読ませていただきました。
侮辱的な報酬額の大学講師の仕事依頼がやってきた。その額なんと月2.7万円
平成が始まったばかりのころに、私も大学の非常勤講師をやっていましたが、このかたが提示されたのと、だいたい同じような金額だったように記憶しています。その分野での業績のある方も、かつての私のような、論文数など数えるほどもない薄っぺらい者も、報酬にそれほどの差はないということなのだろうと思います。
当時、私は大学院(博士課程)の学生で、大学だけでなく、予備校や家庭教師の非常勤をいくつも(多いときで六ヶ所…)掛け持ちして、暮らしていました。予備校の報酬のほうが、大学よりも安かったと思うのですが、受け持つコマ数は予備校等のほうが多いので、収入の主力はそちらでした。
非常勤で受け持った講義は、週に一コマだけ。それも朝イチの講義だったので、夜遅くまで別のバイトを入れている私には、かなりの負担でした。それでも引き受けたのには、断りにくいような事情があったからです。
昔もいまも、大学院生が大学で職を得るのは、たいへんな狭き門ですので、先生がた(教授陣)も、自分の学生の就職を有利にするために、いろいろと手を尽くしてくださいます。大学の非常勤講師の経験がたくさんあったからといって、職歴として大きなステータスとなるようなものでもないかもしれませんが、問題なくしっかり勤めてきているという実績は、ある程度の人物評価になることでしょう。また、非常勤講師として研究室から学生を送り続ければ、そこの大学との縁が深まるわけで、もしも常勤の空きができたときに、声がかかるというようなことも、ないとはいえないかもしれません。
そんなわけで、否応無しに、不治の病で休職されたという先生の受け持ちの講義の穴埋めのために、非常勤講師として送り込まれたのでした。
送り込むにあたって、我が恩師は、その講義に役立ちそうな書籍をどっさり私に持たせ、なんとかその非常勤枠を死守し、ゆくゆくは研究室の誰かがそこで正式採用されるように頑張りたまえ、なんてことは一切口にはされませんでしたけれども、まあそんな電波をひしひしと身に受けながら、朝イチの講義を勤めました。
たった一コマの講義ですが、よせばいいのに毎週のレポート提出と、それを添削して翌週返却という形で進め、受講者は30人ほどと少なかったため、毎回全員と対話もしました。
そうやってかっとばして教えていたせいか、朝イチなのにサボる学生がほとんどおらず、私も調子にのって、どんどんその講義に入れ込んだため、準備にかかる時間は実際の講義時間の5倍から10倍ほどにもなり、時給を考えたら働かないほうがマシなくらいの仕事となりました。
で、そうやって頑張った結果、不治の病で再起不能と言われていた先生が奇跡の生還を遂げ、講義に復帰されたため、そこの大学の非常勤講師の口は、私一人で終了となりました。
30年前から、そんな感じです。
ちなみに国立大学の非常勤の報酬は、それよりもっとビックリするほどお安くなるはずで、ほとんどは義理人情で引き受ける場合が多いんじゃないかと思います。
屈辱的な報酬であることについて、他大学の先生に非常勤をお願いする立場にある先生が、大学側に意見をしても、「他大学もほぼ同じ金額ですので」ということで、一向に改善されないのだとも聞きます。
で、大学の非常勤講師よりカルチャーセンターの講師のほうがよほど高額の報酬なので、先生方の復職としては、そちらのほうがはるかに人気が高いのだとか。
いろいろと、それでいいのかなと、思うところではあります。