台風19号
おはようございます。
台風一過、すばらしい青空が上空に広がっています。
災害報道の緊迫感を嫌う息子が、テレビをつけさせてくれないので、ネットでニュースを拾っています。
息子が普段、福祉サービスで連れていってもらっているあたりは、完全水没している様子。
我が家は某一級河川の近所で、避難勧告がじゃんじゃん出るような地域に居住していますので、どうなることかと固唾をのんで夜を過ごしていました。最寄りの避難所よりも、うちのほうが「高い」ので、家族全員、しずかに家におりましたが、万が一堤防が決壊すれば、とんでもないことになりますので、心配でなりませんでした。
まだ被害の全貌が見えてこないですが、人命にかかわる状況が増えないことを、祈るばかりです。
マンガよんだメモ
めずらしい、近代皇室(フィクションだけど)をあつかった少女マンガ。
メイヂ天皇のあとをついだ女性天皇と、侍従見習いとして働く男子学生の物語。
架空の日本だけれど、背景となる社会は、大正時代となるのだろう。
物語のなかでは、皇位を継いだ女性は、退位後も生涯未婚でいなくてはならないという規則があるようで、ヒロインの上様は、そのために宮家の男性との婚約を解消している。ところがその宮様は、上様との結婚を諦めきれず、自分にふりかかる縁談を蹴散らしながら、上様に迫ってくる。
一方、上様に侍る学生は、自分の恋心がかなうはずもないことを知りながら、一途に上様を慕い、できる限り彼女を守ろうとする。
この先どうなるのか、気になる作品。
完結してるようだから、一気に読みたいけれど・・・しばらく我慢。
大正時代の文学作品というと、白樺派とか、芥川龍之介とかだろうか。宮沢賢治も入るのかな。川端康成は昭和の作家だと思っていたけど、「伊豆の踊子」は大正15年(昭和元年)の発表だった。