体調は回復途上。
激痛だった指の嚢胞は、皮膚科で針をちくっと刺して膿を絞ってもらって、抗生剤を処方された。二日たったいまも、まだ膿んでいるけど、痛みはウソのように消えた。病院、すごい。
しかし待ち時間は本当に長かった。
kindleに入れてあった青空文庫の「斜陽」(太宰治)を最初から最後まで読めたぐらい待った。
初診からネット予約できる病院だったようだから、次からはそうしよう。
「斜陽」のクライマックスは、なんといっても、世間知らずのお嬢様だった主人公が、「恋は革命だ」と宣言して、ろくでもない作家と子どもを作るために東京に攻め上っていくところだろうけれども、病院の待合室で読んだせいか、主人公の両親と弟が、世の中の変転から取り残されて病み衰えて滅んでいく姿のほうが、強く印象に残った。
(_ _).。o○
そういえば、はてなブログにタグが導入されるという話はどうなったのだろう。まだかな。