湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

東洋の歴史

これ、行きたいな。東洋文庫ミュージアムで開催されてる、「インドの叡智」展。

 

展示 - 東洋文庫ミュージアム INFO

 

インド昆虫記の写真をネットで少し見たけれど、ものすごく精緻で、うつくしい。

 

次の日曜日までか。

土曜日に、末っ子の運動会がある。日曜日は家をあけられない。となると、平日か。厳しいな(T_T)。


この展示が終ると、次に5月29日から「漢字展―4000年の旅」というのがはじまるらしい。こちらも行ってみたい。

 

 

( _ _ ).。o○

 

 

酒癖のよろしくないという国会議員さんが、北方領土にでかけていって、島の返還のためには「戦争しないとどうしようもなくないですか?」などと発言した…のだそうだ。

 

全文表示 | 丸山穂高氏、孤立無援 「放言」は誰の得にもならなかった : J-CASTニュース

 

いまだに日清・日露戦争の時代の価値観で世界を見ておられるのだろうか。

 

なんとなく、wikiロシア連邦軍を見てみた。

 

ja.wikipedia.org

 

軍隊内部でのいじめにかつあげ、自殺。兵士の確保の困難さ。
ロシアも大変なんだなと思った。

 

戦争は、凄まじいお金がかかる。

政治にも歴史にも軍事にも、ひどくうとい私でも、そのくらいのことは知っている。

 

核兵器持っている国と戦争するなんてことになれば、パトリオット大活躍だろうけど…

 

www.cnn.co.jp

 

 

隣の国とマジ戦争になったら、一発4億円を、何発用意しなくちゃいけないんだろうか。消費税、どんだけ上がるかな。

 

 

( _ _ ).。o○

 


中学の歴史の授業では、産業革命について教わったあと、黒船来航、不平等条約締結、尊皇討幕運動、明治維新、富国強兵、いろいろ飛んで日清戦争日露戦争…と続く。

 

このあたりの歴史が子どものころには猛烈に苦手だった。事柄の羅列でしかなかったからだ。

いまは、全部つながって起きたことだということが、多少は分かる。


かつての私と同じように、歴史が大嫌いで次の中間で赤点が危惧される末っ子と、近代史の話をちょびっとした。

 

「あのさ、産業革命って、なんだと思う?」
「産業がすごくなった」
「どうすごくなったのよ」
「機械とか?」
「うん。技術がものすごく進歩したんだよね。蒸気機関とかできて。で、どうなった?」
「どうなったんだ?」
「たとえばさ、それまで手で一つ一つ時間かけて作っていた品物が、機械で一気にたくさん作れるようになったとしたら、どうなる?」
ラクになる」
「うん。いっぱい作ったら、いっぱい売れて、もうかるよね。でも、いっぱいつくるには、何が必要?」
「材料」
「うん。それに、作ったものをたくさん売る相手も、ほしくなるよね。それが自分の国だけでまにあわなくなったら?」
「外国にいく」
「というわけで、遠い日本にまで、黒船なんてのがやってきたりするわけ。で、自分とこが儲かるためには、相手の国から安く買って、高く売りたいじゃない。そういうわけで、不平等な条約を結ぶわけ。でもさ、強い国がみんなして、それやりはじめたら、どうなる?」
「けんかになる」
「弱い国は?」
「困る」
「うん。どんどん、貧乏になるよね。作ったものは安く買い取られて、高いもの売られてたら。日本もそうなりそうだったんだよね。で、政治を変えて、憲法作って、欧米に習って大急ぎで産業起こして、国を強くしようとしたと。ロシア、知ってるよね」
プーチン
「そう、あのマッチョな感じの大統領」
「マッチョなのか」
「"プーチン、筋肉"で検索してみな」
「ガチムチなのか」
「わりと。そのロシアが、まだロシア帝国だったころ、大日本帝国は戦争してるのよ。それが日露戦争
「なんでだ」
「土地の取り合い。中国の北の方と、朝鮮半島あたりで、どっちが強い権力持てるかっていうので、戦争になった。ロシアは寒い国だから、冬に凍っちゃわない港が欲しかったし、日本はそんな大国が自分ちの近くまできたら困ると思ってた」
「たいへんだ」
「大変だった。戦争って、いまもそうだけど、とんでもなくお金がかかるし、作り上げてきたいろんなものが壊れるし、人もたくさん死ぬ」
「いやだな」
「いやだね。日露戦争のころ、日本は戦争なんかするお金なかったんだけど、ロシアに勝って欲しくない人たちが貸してくれたんだね。で、日本だけでも9万人近い死人のでる戦争になったんだけど、ロシアは国内で革命がはじまっちゃうし、お互い消耗しちゃって産業も経済もヨレヨレになってきたから、戦争続けられなくなっちゃった。で、話し合いをして、土地を分けた。産業革命が起きてから、わりと最近まで、世界はそんな戦争ばっかりやってた」
「いまは?」
「いまも戦争はあるね。世界大戦にはなかなかならないけど。近所に外国人の人、たくさんいるの知ってるよね。隣の蕨市なんて、クルド人の人がいっぱいいるから、ワラビスタンって呼ばれてるくらい。差別や内戦から逃げてきてる人たちだよ」


このあたりで、末っ子の目が死に始めたので中断。
情報量が多すぎた。(´・ω・`)

 

 

 Kindle読み放題で読める、日露戦争の写真集があるようだ。

 

 

いまは読み放題もAmazonプライムもやめているので、見本だけダウンロードして眺めている。100年ちょっと前の人々の、苦難の歴史。