これ、行きたいな。東洋文庫ミュージアムで開催されてる、「インドの叡智」展。
インド昆虫記の写真をネットで少し見たけれど、ものすごく精緻で、うつくしい。
次の日曜日までか。
土曜日に、末っ子の運動会がある。日曜日は家をあけられない。となると、平日か。厳しいな(T_T)。
この展示が終ると、次に5月29日から「漢字展―4000年の旅」というのがはじまるらしい。こちらも行ってみたい。
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酒癖のよろしくないという国会議員さんが、北方領土にでかけていって、島の返還のためには「戦争しないとどうしようもなくないですか?」などと発言した…のだそうだ。
全文表示 | 丸山穂高氏、孤立無援 「放言」は誰の得にもならなかった : J-CASTニュース
いまだに日清・日露戦争の時代の価値観で世界を見ておられるのだろうか。
軍隊内部でのいじめにかつあげ、自殺。兵士の確保の困難さ。
ロシアも大変なんだなと思った。
戦争は、凄まじいお金がかかる。
政治にも歴史にも軍事にも、ひどくうとい私でも、そのくらいのことは知っている。
核兵器持っている国と戦争するなんてことになれば、パトリオット大活躍だろうけど…
隣の国とマジ戦争になったら、一発4億円を、何発用意しなくちゃいけないんだろうか。消費税、どんだけ上がるかな。
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中学の歴史の授業では、産業革命について教わったあと、黒船来航、不平等条約締結、尊皇討幕運動、明治維新、富国強兵、いろいろ飛んで日清戦争、日露戦争…と続く。
このあたりの歴史が子どものころには猛烈に苦手だった。事柄の羅列でしかなかったからだ。
いまは、全部つながって起きたことだということが、多少は分かる。
かつての私と同じように、歴史が大嫌いで次の中間で赤点が危惧される末っ子と、近代史の話をちょびっとした。
「あのさ、産業革命って、なんだと思う?」
「産業がすごくなった」
「どうすごくなったのよ」
「機械とか?」
「うん。技術がものすごく進歩したんだよね。蒸気機関とかできて。で、どうなった?」
「どうなったんだ?」
「たとえばさ、それまで手で一つ一つ時間かけて作っていた品物が、機械で一気にたくさん作れるようになったとしたら、どうなる?」
「ラクになる」
「うん。いっぱい作ったら、いっぱい売れて、もうかるよね。でも、いっぱいつくるには、何が必要?」
「材料」
「うん。それに、作ったものをたくさん売る相手も、ほしくなるよね。それが自分の国だけでまにあわなくなったら?」
「外国にいく」
「というわけで、遠い日本にまで、黒船なんてのがやってきたりするわけ。で、自分とこが儲かるためには、相手の国から安く買って、高く売りたいじゃない。そういうわけで、不平等な条約を結ぶわけ。でもさ、強い国がみんなして、それやりはじめたら、どうなる?」
「けんかになる」
「弱い国は?」
「困る」
「うん。どんどん、貧乏になるよね。作ったものは安く買い取られて、高いもの売られてたら。日本もそうなりそうだったんだよね。で、政治を変えて、憲法作って、欧米に習って大急ぎで産業起こして、国を強くしようとしたと。ロシア、知ってるよね」
「プーチン」
「そう、あのマッチョな感じの大統領」
「マッチョなのか」
「"プーチン、筋肉"で検索してみな」
「ガチムチなのか」
「わりと。そのロシアが、まだロシア帝国だったころ、大日本帝国は戦争してるのよ。それが日露戦争」
「なんでだ」
「土地の取り合い。中国の北の方と、朝鮮半島あたりで、どっちが強い権力持てるかっていうので、戦争になった。ロシアは寒い国だから、冬に凍っちゃわない港が欲しかったし、日本はそんな大国が自分ちの近くまできたら困ると思ってた」
「たいへんだ」
「大変だった。戦争って、いまもそうだけど、とんでもなくお金がかかるし、作り上げてきたいろんなものが壊れるし、人もたくさん死ぬ」
「いやだな」
「いやだね。日露戦争のころ、日本は戦争なんかするお金なかったんだけど、ロシアに勝って欲しくない人たちが貸してくれたんだね。で、日本だけでも9万人近い死人のでる戦争になったんだけど、ロシアは国内で革命がはじまっちゃうし、お互い消耗しちゃって産業も経済もヨレヨレになってきたから、戦争続けられなくなっちゃった。で、話し合いをして、土地を分けた。産業革命が起きてから、わりと最近まで、世界はそんな戦争ばっかりやってた」
「いまは?」
「いまも戦争はあるね。世界大戦にはなかなかならないけど。近所に外国人の人、たくさんいるの知ってるよね。隣の蕨市なんて、クルド人の人がいっぱいいるから、ワラビスタンって呼ばれてるくらい。差別や内戦から逃げてきてる人たちだよ」
このあたりで、末っ子の目が死に始めたので中断。
情報量が多すぎた。(´・ω・`)
Kindle読み放題で読める、日露戦争の写真集があるようだ。
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いまは読み放題もAmazonプライムもやめているので、見本だけダウンロードして眺めている。100年ちょっと前の人々の、苦難の歴史。