湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

待合室読書

 

病院の待合室で、「東田くん、どう思う?」を少しづつ読むことにしている。

 

 

好きな曲を聴いていれば、音楽の中に気持ちを置くことができます。安心するというより、心の居場所が見つかるのです。

 

「音楽が、居場所」という感覚がわかる人は、きっと多いと思う。

 

若い頃の私にとっても、音楽は空気と同じくらい、必須だった。音楽を自由に聞くことのできない学校では、授業中に音楽室から流れてくるクラシック曲や(やたらと「田園」ばかり流す音楽の先生がいた)、お昼休みに放送部が流す曲が、大いなる救いだった。スマホはもちろん、CDも、ウォークマンもなかった、昭和40年代〜50年代前半の子どもにとって、音楽は、自宅であっても自由に聞けるものではなかった。大学受験のころには、ラジカセでFMを聴いて「エアチェック」(死語?)したり、貸しレコード屋でLPレコードを借りたりする時代がやってきたので、さかんに聞くようになったけれども、いまの時代にくらべたら、不自由なものだった。だから、年中窒息しかけていた。

 

いまは、音楽の脳内再生と、活字があれば、なんとか窒息せずにいける。

 

さて、診察終わって会計待ち。

 

混んでるから、もうすこし読めるかな。