湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

六月になった

人生の半分以上を占める平成も、あと半年で終わる。

 

病院(精神科)で、先日受けた諸々の検査の結果を聞いた。

 

私は、自閉症スペクトラムADHD併存型であるという。ADHDであることは、だいぶ前から自覚してたけど、現行の自閉症の診断基準を満たしているとは、正直考えもしなかった。なぜなら、自分が知っている自閉症アスペルガー症候群の人たちよりも、ずっと「うまく」世間でやっていると思っていたから。もっとも、そう思っていたのは自分だけで、まわりからみたら全く違っていたのかもしれない。

 

この社会のなかで、私が比較的のびのびとやっいける場所は、かなり限られていた。学生時代なら、一人で勉強しているときや、研究発表のための準備や本番のときが一番楽しくて、それ以外の一般的な人付き合いや事務処理的な作業、授業や講義を聞くことは、たいていの場合、ひたすら苦痛だった。

 

結婚後は、なんとかして「普通の奥さん、お母さん」のようなものに見えるようにと、無理な神経の使い方をしたけれども、擬態にはあまり成功しなかったと思われる。疲れるだけで、心地よい居場所はどこにもなかった。

 

外に出て人に会うより、家で本を読んだりネットをみたり、勉強したり、何か書いたりしていたほうが、元気でいられる。人に会うのが嫌いなわけじゃないけど疲れる。周囲の引き気味の反応から自分が「普通でない」ことを知らされて凹む。悪意の気配を含む言葉を向けられれば病む。安心して会える人はとても稀だ。

 

知能(IQ)は、やたらと高い平均値が出ていたけれど、ジャンルごとの高低に大きな差がでるものがあって、それも生きにくさの原因の一部になっているようだ。

 

 

さて……平穏な脳内環境を維持するために、早く寝ることにする。