今朝の健康観察
朝目が覚めたときは、とても動けないんじゃないかと思ったけど、お弁当作ったり、息子の持ち物の準備したりしているうちに、スムーズに動けるようになってきた。
その後も普通に動けそうな気がしたけど、無理せず、ちょっと休憩。
活動
絵画教室で、野菜と果物(カブと夏みかん)のデッサンをしてきた。
絵を描くのは好きだけど、基本的にとても苦手なジャンルだ。
苦手だし下手なのに、楽しく感じる理由が自分でもよくわからない。
でも習い始めた理由は覚えている。
あまりに下手すぎて、自分が描きたいと思うものを描けなかったからだ。
習い始めて一年で、デッサンはいくらか上達したけど、まだまだ下手だ。
来年のいまごろは、もうすこし思うように描けているだろうか…。
マンガ
amazon読み放題のフル活用。
そういえば最近、kindleで読み放題本を見つけるのが難しいように、仕様が変更されたみたい。あまり読み放題されると、著作者に支払う料金みたいなのがかさんで、amazonが困るのかしら。
今朝読んだ作品。
戸川視友「レバダン・希望の花」全8巻
ものすごく壮大な物語で、かなり引き込まれて読んだのだけど、かなり中途半端なところで完結してしまっていて、とても落ち着かない。(T_T)
なにしろ、迫害から逃れるために数百年前のイギリスから出奔した人々が、聖者とされた人物の超能力によって、南半球に完全鎖国状態の王国を作り、他国にまったく存在を知られないまま現代に至ったという設定なのだ。
その聖者が、数百年前のままの容姿で転生してきて、当代の国王たちと力を合わせて、腐敗しかけていた王国を救うのだけど、鎖国を解くところまでは描かれていないのだ。
人工衛星からも見ることのできないような魔法のバリアの内側で、16世紀のイギリスと変わらない暮らしを続けていた王国が、いきなり世界に知られるようになったら、一体どんな騒ぎになるのか、想像もつかない。できればそこまで読んでみたかった。
昨日読んだ作品。
戸川視友「天子の福音」全7巻。
こちらは古いブリテンが舞台になっている。
残虐な国王に家族を殺された騎士が、自分の運命を導く鍵となる神官と出会い、同性であることを問題にしないほど愛し合うけれども、その神官は敵である国王の隠し子で……という物語。
戸川視友作品は、ヒーロー的な存在の肉親が巨悪になっていることが多いような気がする。
そして、その肉親とのこじれきった関係を浄化して、平和とやすらぎをもたらす人物が、物語の主役になっている。
最近読んだ「王のいばら」シリーズも、少し前に途中まで読んでいた「天と献上姫」(まだ完結していないと思う)も、そうだった。
そういう側面から見ると、まるで毒親問題からの永遠の解放を願う祈りのような物語群だ。