今日の健康観察日記
昨夜は足の冷えがひどくて、なかなか寝付けなかった。
二時頃まで、時計を見ていた記憶がある。
起きたのは六時過ぎ、お弁当作って、息子の連絡帳を書いたところで力尽きて、二度寝。
こんな感じで、もう三日連続で午前中が使い物にならない。具合が悪くて動けない。
朝のお弁当はなんとか作るけど、そのあと稼動不能になる。
甚だしい疲労感と、関節の痛み。めまいの再発がないことだけが救いだ。
明日が通院日。
相談しなくては。
本
朝刊(朝日新聞)の折々のことば欄で、パレスチナの作家の小説が紹介されていた。
ガッサーン・カナファーニーの「路傍の菓子パン」という作品だそうだ。
あの頃はぼくにとって、靴というものが全世界だった。
パレスチナ難民の児童たちを受け持つ若い教員は、靴磨きをして家族を養う使用年にかつての自分を重ね、こう語る。彼は、哀れんだ少年の身の上話が嘘だと知り落胆するが、嘘で固めないと生存が成り立たないほどに過酷な現実のなか、その嘘を許容することで、2人の会話は切なくも軽妙なものに変わっていく。(2018.2.8)
「路傍の菓子パン」は、「ハイファに戻って/太陽の男たち」(河出書房新社)に収録されているらしい。Kindle化の希望ボタンをポチってみた。
- 作者: ガッサーンカナファーニー,Ghassan Kanafani,黒田寿郎,奴田原睦明
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/06/06
- メディア: 文庫
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Amazonにある、著者の略歴が痛ましい。若くして亡くなっている。
1936年パレスチナ生まれ。12歳のときデイルヤーシン村虐殺事件が起こり難民となる。パレスチナ解放運動で重要な役割を果たすかたわら、小説、戯曲を執筆。72年、自動車に仕掛けられた爆弾により暗殺される。
デイルヤーシン村(デイルヤシン村)の虐殺事件について何も知らないのでネット検索をしてみたら、気が遠くなるような話が散見された。
人間の歴史って、聖書の時代から、何も変わっていないような……