不健康すぎて、ここの健康報告を忘れてた。
昨日と今日の健康報告
昨日の状況。
動くのがつらい。
家事なんて無理、座ってるのも無理。寝ながらブログ更新することすら無理。
小説読むのも、ちょっと無理。頭があんまり動かない。
しかたがないから、Kindleで漫画ばっかり読んでた。
今日も似たような体調。
けれども息子が風邪を引いてしまい、本日は通所施設をお休みしたので、寝て暮らすわけにはいかない。横になると寝てしまいそうなので、なんとか起きてPC前に座って、これを書いている。
昨日読んだ漫画
表紙の絵が綺麗だなと思って、前から気になっていた。
お試し版を少し読んだら、お話がかなりツボだったので。そのまま読み進めている。
(あ、でも表紙の主人公は、お話の中では、こんなにキリッとしていず、どちらかというと、目の下にクマとかシワがあって、しょぼっとしている)
一万人に一人の割合で存在する、鬼と呼ばれる種。
吸血や怒りなどをきっかけとして、我を忘れて凶暴になり、殺戮を行う事例もあるため、人々に恐れられているけれど、人間社会のなかでは圧倒的なマイノリティであるため、ものすごく肩身の狭い生活を強いられている。
平静な状態であれば情緒的には人間と変わらないので、人に恋することもあるし、結婚する場合もある。
けれども、身近な人間が不用意に出血したり、感情が激したりすると、鬼のスイッチが入ってしまって、吸血欲にかられて無我夢中で人を殺してしまうから、家庭生活を長く続けることが難しい。
主人公の安斎結貴は、鬼だけれども、警察官として鬼の犯罪者を追う仕事をしている。
その捜査中に、ごく普通に見える大学院生の男女、秋村と平つかさに目をつけ、秋村のほうが鬼であることに気づく。
秋村は、愛する女性を自分の餌食にしないために、よそで人を襲って吸血、殺害してしまっていたのだ。
秋村逮捕をきっかけに、安斎と平つかさは顔見知りとなり、次第に心情的な関わり合いを深め、やがて交際するようになるのだけれども、異種間恋愛の難しさだけでなく、国家的な陰謀らしきものが絡んだ事件にことごとく巻き込まれて、さんざんなおつきあいになる。
個人的にとくにツボだったのは、鬼の割合が一万人に一人の割合というところ。
これは、一万人に四人前後と聞く重度の知的障害を伴う自閉症児(うちの息子クラス)の出生率よりも、だいぶ少ない。
そんなに少ないのに、とある事件をきっかけに、鬼を恐れる排除しようとする世論が巻き起こり、私刑団のような若者たちが、鬼をいぶり出して殺してまわるようになる。そのありさまは、昨年夏に相模原の知的障害者施設やまゆり園を襲撃した、あの犯人の姿に重なる部分がある。
正義のために、社会に害をなすマイノリティを粛正し、根絶しようという発想。
害をなすといっても、マイノリティである鬼のなかでも、犯罪行為を行うものは、ごくごく少数であり、鬼ではない人間の引き起こす殺戮や凶悪犯罪のほうが、よほど頻度が高いのに、排除に取り憑かれた人々にはその数字の比較をしようとは思わない。
排除さえ完了すれば、何もかもうまくいくと思っているのか、排除そのものが目的であり、後のことなど具体的にイメージができないのか。
そういう大多数の暴徒化と少数派の暴力的排除を、人類は何回経験してきたことか。
いつの日か、理性や学習やいろんな制度や仕組みで、こういう問題を解消できる日がくるといいのだけれど。
人を害する性質のある異種との共存の困難さや確執ということで、私の知っている範囲内だと、「寄生獣」や「東京喰種」、もっと古いところだと萩尾望都の「ポーの一族」(最近になって続編が出て驚いた)なども思い浮かべるけれども、主人公たちの恋愛問題が多く描かれるというところで、同系統の作品とは、ちょっと違っているように思う。
物騒な問題が多すぎて、なかなかラブラブとはいかないけれども。
そういえば、この種の作品としては、意外に人が大量死しない(大量殺戮されない)物語でもある。交通事故や自殺のほうが、鬼に害されるよりも、はるかに多そうだ。
はてなハイクというのがあるのを初めて知った
その他の話題。
ここを更新しようとして、はてなのトップページを開いたら、「Twitterの次に来るSNSサービスとは?」という記事が目に飛び込んできた。
Twitterは好きなので、毎日見ているけれど、すでに時代は他のものに移り変わろうとしているのだろうか、もはや新しいものについていくのが億劫だなあと思いながら、開いたら…
なんだか、時代の流れの隅っこで、「はてなハイク」というSNSが、か細い声を上げているらしい。
はてなのサービスに、そういうSNSがあるというのを、この記事で初めて知った。
でも、iPhoneアプリが、ないのか。
なら、寝たきりだと無理だな。(´・ω・`)
でも、なんか面白そうだから、ときどきのぞいてみよう。