湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

手をあたためて漫画を読んだ日記

今朝の健康観察その他

関節の痛い原因が更年期障害によって引き起こされた諸々の自律神経系やホルモンバランスの異常にあるのだとしたら、そこから生じる血行不良が一因かもしれないよ~ん、という、ネット記事を見かけた。

 

病院での検査の結果を見れば、大きな病気が隠れている可能性は少ないので、血行を改善しながら様子を見るのも、悪くないように思えた。

 

それで昨日は、ヒマさえあれば、手指や手首あたりを中心に、せっせとマッサージしたり、無理のないように屈伸運動を続けたりしてみた。

 

お風呂でも、よく湯につけて、あっためた。

 

その結果。

 

すこーしだけと、痛みが減った・・・・ような気がする!

 

 

まだ手を握りにくいし、ぎゅっと握ると関節に痛みはある。

 

でも、朝の弁当作りで「いてててて」となる頻度が、だいぶ少なかったのは間違いない。

 

血行の悪さが、関節にどう影響しているのか、詳しいことは分からない。

 

でも、自分に関して言えば、よくマッサージし、動かして、ついでにあたためると痛みが減るというのは、間違いないように思う。

 

マッサージと運動とあたため、続けよう。

 

 

今朝のファンファーレ!

 

というわけで、

 

てれれれれってってってっててーーー♪ (FF風)

 

・手のマッサージやあたためや運動をしたら、関節の痛みが減ることに気づいた!

 

うん、これは、ささやかな朝のファンファーレにふさわしい事項だろう。

 

 

あとは読書…といっても、昨日はほとんどマンガしか読んでない。

けど、マンガを読めたことを、讃えたいと思う。

 

読んだのは、これ。

 

 

幼女戦記(7) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(7) (角川コミックス・エース)

 

 

 

カルロ・ゼン原作、東條チカ漫画、「幼女戦記」の最新刊。

 

続編が出るのをひたすら待っていた作品。

読み終わってしまうのを惜しみながら猛スピードで読むなんて、ひさびさのことだった。

 

 ネットで連載されていた原作小説はほとんど読んだけれど、この漫画版は、それよりもエキサイティングな物語になっていると思う。

 

この七巻も、これでもかというほど見せ場が多くて、この先の続編の息切れが心配になるほどだった。

 

現代日本のエリート会社員だった主人公が、自らがリストラさせた無能な社員に殺されてから、あまりに合理主義的な無神論者だったために神の怒りを買い、第一次世界大戦前後の地球そっくりの、異世界の幼女、ターニャ・デグレチャフとして転生させられてしまう。

 

その世界では、地球と違って魔法が科学の一部として開発され、軍隊において強力な戦闘力として活用されていた。ターニャ・デグレチャフは、魔導師としての高い能力を戦場で発揮して異例の昇進を続け、弱冠十一歳にして魔導師の大隊を率いる少佐になってしまう。

 

救いのない殺戮世界を演出する張本人である神は、ターニャが神の恩寵を感じて信仰心を持つことを期待するけれど、転生後のターニャには無神論に拍車がかかり、神を存在Xもしくは悪魔と罵りながら、自らの最大の望みである、盤石な地位と安定した生活を求めながら、帝国の軍隊という組織の中で最善を尽くそうと奮戦する。

 

ものすごく、変な人だ。

能力はとても高いけれども、ターニャ(というか元のエリートサラリーマン)は天才ではない。世の中の仕組み、システムを自ら変える発想を持たないからだ。彼女は常に既存のルールからはみ出すことなく、その範囲内で最もすぐれたレールに乗っかることで安全に生きながらえようとする。

 

転生した世界では、ターニャはパラダイムシフトの引き金となるような言動を繰り返し、周囲を動かしていくけれど、それは前世の知識に基づくもので、本人の生み出したものではない。

 

天才ではないけれど、凡人でもない。

ターニャ(および元のエリートサラリーマン)は、ゆるぎない合理的精神と、強烈な意志の力は、神によって与えられた魔法能力以上に際だっていて、それゆえに、異世界の近代史の濁流に方向性をもたらすような力の核へと、身を近づけていくことになる。

 

その濁流のなかで、神の意向にあがらいながら、ターニャ(の中のエリートサラリーマン人格)は、少しづつ、人間的に成長している。

 

生前は、人の気持ちを理解しない、偏狭で孤独で、利己的な損得勘定が最優先の人物だった。現世でもそれは変わらなかったけれども、軍隊で否応なしに他人と苦楽をともにし、自分の命運を上官に預けることを繰り返すうちに、次第に、他人に向けた情らしきものが、芽生えてくる。成長を続ける部下を見守る気持ち。たぐいまれな能力を持つ上官たちへの信頼と敬愛の気持ち。そして、自分の人間性や、与えられてしまった運命に対する、ただの分析にはとどまらない深い感情。

 

そのあたりのターニャの変化が、七巻での一番の見せ場だったかもしれない。

 

てな具合に大変感動したので、既刊を最初から読み返すなどして、昨日は漫画三昧で終ったのだった。

 

てれれれれってってってっててーーー♪ (FF風)

 

 

・漫画いっぱい読んだヾ(〃^∇^)ノ