健康観察日記その他 - 湯飲みの横に防水機能のない日記

事件報道や政治のニュースは飛ばしてしまう。

ろくな話がないのだから。朝から見なくてもよい。

考古学のニュースに目が釣られる。

Yahoo!ニュースで一番最初に目に飛び込んできてのが、これ。

旧グルジアを、いまはジョージアというらしい。

てっきりアメリカの出土品かと思ったら、ユーラシア大陸産のブドウを使っているとあるので、勘違いに気がついた。

ブドウの模様がオシャレな壺だ。

ラベルの意味もあるのだとすれば、他の種類のお酒もあったのだろうか。

昨日読んだ小説「ライアの祈り」でも、縄文人がお酒を飲んでるシーンがあって、興味深かった。どんな味のお酒だったのだろう。

ヒロインには、クッキーの差し入れもあったっけ。

遺跡から、クッキー状の食品の痕跡が出土しているらしいから、当時の少女たちは、本当にそんなオヤツを楽しんでいたのかもしれない。

クックパッドにも、縄文クッキーのレシピがあるようだ。

といっても数千年前の正確なレシピはわからないので、当時の食材から想像して、いろいろなクッキーが生み出されているようだ。

なんだか楽しい。

日本の古典作品を読んでいても、海外の小説を読んでいても、一番気になるのは食文化だ。食を想像すると、文献や遺跡のなかだけにある過去の人たちの暮らしや姿が、一気に生命力を帯びる気がする。

【寒くて起動に時間がかかる】

身体が重い。

昨日の夜、かなり聴覚過敏な感じになって、頭の中がイラついて苦しかった。それはほぼ治ったけど、まだすこし、余裕のない感じが残っている。

ゆっくり過ごすことにする。

「ライアの祈り」のシリーズを全部読もうと、Kindleを探した。

次は、これかな。

「ライアの祈り」も、再読したい。

でも今朝は、なぜかこれを読んでいた。

脳の仕事は底知れず膨大なかつ精緻であって、人の意識が介入権限を持つ場所など、実はほとんどないのだ、というような話から始まっている。

私が頑張っていなくても、鬱々と暮らしていても、本など読みつつぼーっとしていても、脳は日々奇跡のような仕事量をこなしているのだと、思うと、なんともいえない気分になる。

とんでもなく高性能かつ超高価なスパコンをタダでもらって、しょーもないラクガキとか、そこいらのゴミ拾いとかをさせて喜んでいるような、見当違いの贅沢をしているのが、人間というものなのかも知れない。