田中圭一「うつヌケ」を読んだ。
とても読みやすい漫画なのに、何度も何度も休んで、やっと最後にたどり着いた。今日は、ほんとうに調子がわるい。
でも最悪ではない。
まだ、こうやって書けているから。
自分でこうして書いている言葉が、文字が、針みたいに目に刺さってくるようだ。打ち間違いも多い。
それでも、書かずにいられない。
どうしても。
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】 (角川書店単行本)
- 作者: 田中圭一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2017/01/19
- メディア: Kindle版
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kindle版で読んだ。
感想は、ブクログに書いたものを転載しておく。
手抜きだけど、いいよね。。。
うつ関連の本って、評判になったものほど、かなりの数の酷評(徹底的な否定、罵倒)がついていることが多い。本を読むことが救いにならなかった方々の、呪詛にも近いレビューを見るたびに、この病気の難しさを感じる。うつ病の状態になってしまった理由や事情は、一人一人全く違うし、症状も取るべき方法も千差万別だから、そもそも一冊の本にまとめること自体に、つよい批判を引き起こすリスクがあるとも言える。
でも、だからこそ、うつ病のトンネルを経験した一人一人の気持ちに光をあてた作品は、貴重なのだとも思う。いろんな人がいて、いろんな苦しみがあって、血を吐いて泥水を這うような思いをしながら、なんとか生きようとしているということが、多くの人に知られることは、必要だから。
私は本書を読めてよかった。
https://booklog.jp/users/a9dffbbf4d2604ee/archives/1/4041037085