湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

今日の通院記録

精神科のカウンセリング。

今日で五回目。

もうそんなになったんだなあと、不思議な気がした。

 

自分のことをひたすら語るという経験も初めてだけど、語ったことを全て真摯に受容してもらえるということも、おそらく初めての経験だと思う。

 

まだ特になにかカウンセラーさんからアドバイスを頂いたわけでもないけれど、話をして、聞いてもらうということだけで、何か、大きなものをもらっている気がしてならない。

 

生活の中で、私は自分について語る場を持っていない。別に不仲で冷え切った家庭で暮らしてるわけではなく、うちはむしろその逆だと思うけれども、そうであっても、自分を語る場というものは、なかなかないのだ。

 

頭が痛い、お腹が痛いなんていう心身のちょっとした不調ならば、誰にも語らずに済ませるのが普通だ。わざわざ声に出しても、反応なんてせいぜいが「頭痛薬飲めば?」で終わりだとわかっているし、自分でもそう思うから、いちいち言わない。

 

もっとややこしい、自分の内面の問題などになってくると、今度はわざわざ言語化して語るのが億劫だし、そのために日常のなかで時間をとることも、お互いに煩わしい気がするから、結局黙ってしまう。

 

でも、たぶんそれじゃダメだったのだろう。

 

自分の状況を、ある程度家族にシェアしておくのは大事なことだ。こちらが一方的に語るのじゃなく、家族の話も聞けばいいのだ。

 

 

不登校の子どもの親には、子どもの話を最後まで聞かない傾向があるというのを、ネットの記事で読んだ。

 

たぶんその親は、自分についての話も、きちんと家族に最後まで伝えていないのじゃないかと思う。お互いの状況をシェアする場が、弱いのだ。

 

うちの一番上の子は、もう成人して働いてるけど、中学の三年間、がっつり不登校だった。

 

 

今からでも、補えることがあるかもしれない。

家族間で、伝え合う習慣。

作ってみよう。