(2006年09月10日)
本日の目的地は、大泉学園駅から徒歩二十分のところにある、某養護学校。
同行者は、息子(8歳・重度自閉症)と、末っ子(一歳)。
長女さん(10歳)は、前回の迷子ドライブで懲りたらしく、自宅待機を選んだ。
そして、本日も盛大に迷子になった。
それでも、外環の下をずーっと走って(結局高速には乗らなかった)、某市を抜けるまでは、まずまず無事だったのだ。
しかしそこからが、泥沼のような行程に。
ケータイのGPSと野生のカンのみで、なんとか石神井駅前までたどりついたものの、この駅周辺、とんでもない隘路、隘路、また隘路で、しかも猛烈な人混み。
歩行者の皆さんは堂々と車道の真ん中をのんびり歩いているし、犬も車道の真ん中で大の字になって寝ているし。
よけながら走ってるうちに、道は見失うし。自転車ともすれ違えないような道だから、おちおち路肩に止めて地図も見ていられない。
それでもまあ、運と偶然だけに頼って、大泉にたどりついた。
けれどもそこからは、まるで迷路のような道のりで…
道はどんどん狭くなり、まるでよその家の縁側づたいに車を走らせているような具合。
おまけに目もくらむような一方通行地獄。
さらには無数に出くわす袋小路。
GPSで確認すると、目的の養護学校まで数百メートルのところまで迫っているのに、それらしい建物は全く見えず、行けども行けども、元きた道に戻ってしまい……
結局、学園の至近距離で丸々一時間、迷い歩いたのでした。
所要時間、片道二時間。
まあ慣れれば一時間ちょっとなのだろうけど、それにしても、毎日となると普段の大きいドライブではある。
ここの学校に息子を入れるとなると、近所に引っ越すしかないだろうなあと思いつつ、校門前で記念撮影。
そして帰途についたのだけど…
石神井を避けようとして別の道を走っていたら、またしてもいつのまにか、ワケのわからない道に出ていて……
もう地図やGPSを確認する根性もなく、ヤケクソで、まるっきりのカンのみで走らせていたら、「右に曲がると⚪︎⚪︎市」という、神々しい表示が。天国への階段が現れたよりうれしかった。
ところが、せっかくうちの街までたどり着いたのに、うっかりパイパスに流されて、隣の市を半周するハメに。
自宅に戻るまで、結局丸々二時間かかってしまった。
地獄のドライブの最中、息子の進学問題について、改めて考えてみた。
あの養護学校に転校するとなれば、どうしても、膨大な通学時間と転居のどちらを取るかという二択に直面することになる。
それよりも、学区の中学に進学させて(就学相談で相当にモメるのは必至ですが…)、登校時には私が付き添い、基本的には自宅学習を選択する、という選択もアリかな、と思った。そのころには、末っ子も幼稚園に上がっているので、日中、いまよりもずっと自由に動けるはず。
別の養護や、学校公開の見学などもした上で、改めて考えてみようと思う。
(過去日記を転載しています)