湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

読書メモなど

読んだ本のメモ

 
 武部隆「自閉症の子を持って」(新潮社)
自閉症の子を持って (新潮新書)

自閉症の子を持って (新潮新書)

  • 作者:武部 隆
  • 発売日: 2005/05/01
  • メディア: 新書
 

 

お子さんは、うちの自閉症息子の一つ下。
障害があるのが分かってからの、苦しい紆余曲折のエピソードが、我が家のそれによく似ていて、共感した。

 

公的機関に相談してもさっぱり役に立たないという話や、自閉症児の特性に全く配慮のない就学時検診や就学相談の話には、「まったくその通り!」と合いの手を入れたくなった。この本は、ぜひ「お役所」関連の方々に、読んでもらいたいと思う。

 

 

ニュース

 

イギリスの身元不明者、ピアノマンの続報を見た。

まだ、身元はわからないらしい。

入院先の精神病院で、音楽療法の試みをはじめているそうだ。
病室に、ピアノを置いて。でも、彼はまだそのピアノは弾いていないとのこと。

 

彼の描いたピアノの絵をネットで見た。
ステージの上のような場所で、スポットライトの当たっているグランドピアノの絵だった。

 

病室に持ち込んだピアノを弾かないのは、彼のイメージするピアノと違うからではないのだろうか。あるいは、タキシードを着ていないと、演奏するモードに入らないとか。

 

自閉症児の母親は、断片的な記事から、あれこれと根拠のない想像をめぐらしている。

 

(2005年05月22日) 

 

※過去日記を転載しています。