ライラの冒険シリーズも読み終わって、次の本を探している。
もう少しファンタジーを続けて読みたい気もするので、ナルニア国物語あたりをアマゾンに頼もうかと思っている。小学校四年生ごろからお勧めということだから、長女さんも、来年あたりには読めるだろう。
そういえばゲド戦記も、まだ全部手に入れていなかった。二巻目までを、ブックオフでバカみたいに安く買ったのに味をしめて、残りが入るのを待っているのだけど、なかなか入荷しない。
こないだ完結した「ダレン・シャン」シリーズも、最後の二冊をまだ買っていない。買ってくれば一気に読んでしまうのだろうけど、どんな結末になるか、だいたい予想がついているので、なんだか買うのが億劫なのだ。
でもこのシリーズ、小学校ではハリポタシリーズと並んで大人気で、借りるのが大変らしい。私がどちらも出るそばから買っていると言ったら、ママ友にうらやましがられた。娘さんにねだられているけど、高いし場所とりだからと、我慢させているらしい。「子供のためにたくさん買ってやって、えらいねえ」と言われたので、正直に「子供じゃなくて私が読んでるんだよー」と言ったら、呆れられた。
実のところ、長女さんは、私ほどファンタジーに思い入れはないらしくて、それらの本にはほとんど手をつけようとしない。
それよりも、伝記とか科学読み物とか、図鑑とかゲームのマニュアル本とかのほうが好みなのだ。去年は脳の本にハマってしまい、大脳が露出した自画像を描きまくっていた。弘法大師の伝記にハマっていたときには、空海ならぬ「いくかい」というキャラを作って修行マンガをたくさん描き、安倍晴明にハマッたときには陰陽師のバトルシーンばかり描いていた。
それはそれでいいのだけど、できれば小学生のうちに、赤毛のアンシリーズは全部読んでもらいたいし、西遊記や家なき子、小公子や小公女、海底二万マイルや二年間の休暇なども、できれば読んでほしい。欲を言えば講談社文庫から出ている古典落語のシリーズと、創元推理文庫で出ているバローズの火星シリーズ全巻と、ジュルジュ・サンドのばら色の雲や愛の妖精も。なぜなら私が小学校時代にそれらを読んだから。
(2005年05月02日) 2005-05-02