2005年09月01日
本日の息子(7歳・重度自閉症)のレッスン状況。
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見せた写真 息子の解答
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青い紙 あか
赤い紙 けむし
雨降りの絵 きつね
椅子 いす
家 いえ
いちご いちご
かさ うさぎ
口 きつね
手 うさぎ
耳 うま
足 あか
馬 こま
犬 うし
ねずみ あめ
猫 いえ
狐 かさ
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当たったのは、椅子といちごだけである。
何年も何年も、同じように練習してきて、なんで、ここまでメチャクチャなのか……。
こういう結果を見ると信じられないかもしれないが、息子は、ここに上げた物の名前を、ちゃんと全部、知っているのである。その証拠に、写真をたくさん並べて見せて、「ネズミはどれ」などと質問すると、さっと指さしして答えられるのである。
それなのに、「これ何?」と聞かれると、上のように、とんでもない名前を答えてしまう。
本人も、とにかく苦しいらしくて、絞り出すようにして言うのだけれど、それがことごとくハズれるものだから、だんだんグレたような表情になってくる。そりゃグレたくもなるだろう。
まあ、物を見て言葉が出るようになっただけ、以前よりはマシではあるが・・・。
脳卒中などの患者さんには、こういう種類の失語症が出ることがあるらしいのだが、どうやったら「治る」のか、見当も付かない。
そろそろ言語療法士に相談すべき時期なんだろうと思う。この状況は、どう考えても、私一人の手には余る。
以前通っていた療法士の先生のいる病院までは、車で片道一時間。私が体をこわして、とても通えなくなり、中断してしまったのだった。再開するなら早いほうはいいと思うのだが、長女さんと末っ子も同行して通うことを考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。どうしたものか。
⭐︎過去日記を転載しています。
⭐︎転載日…2024年12月20日。