これまで書いた万葉駄文をワープロに入れて、字数計算してみたら、四百字詰め原稿用紙に換算して五百枚を超えていた。
卒論が合計で二百四十枚(バカだから二年かけて二本も卒論書いたのだ)、修士論文が三百五十枚だから、これまでの人生で書いた文章では最長記録ということになる。中身、大バカだけど。
余計な余白なんかを全部けずったら、だいぶ減るだろうけども(ボツにしなきゃいけない回もあるし)、このほかに、ノーマルな現代語訳や細かな語釈、類歌の紹介や解説事項なども脚注の形で入れるつもりだから、実際にはもっと増えてしまうのだろう。
私は、脚注や補注がぎゅうぎゅうに入っている本が、大好きだ。
つつきどころのたくさんある本。
「どこでもドア」がやまほどあって、頭の寄り道がたくさんできる本。
でもって、ソフトカバーの本が好きだ。
ケースはいらないし、できればカバーもいらない。高校で配布される国語便覧みたいに、ビニールカバーでもいいなと思う。
そして、ぜったい挿絵がほしい!
という話をしていたら、長女さんが「描きたい」と言い始めた。
しかしムスメにBL風の挿絵を描かせるわけには・・・・。
まあいいや。実現するかどうかは棚に上げておこう。
夢を見るのは自由!
(2005年06月14日)