息子(7歳・重度自閉症)のお迎え時間を、一時間間違えた。
今日は特別、早かったのだ。
担任の先生に電話もらって、
真っ青になって飛んでったらば、
息子、新しく来た補助の先生にべったり甘えて、
上機嫌で校門前で待っていた。
息子、先生と「会話」しながら待ってたそうだ。
オウム返しでも、奇声でもない、「会話」。
名前聞かれると、ちゃんとフルネーム答えたそうだ。
「あのー、それ、ほとんど生まれてはじめての現象ですよ」
と私が言うと、先生、びっくりしてた。
私だって、びっくりだ。
私が息切らしてついたときには、息子は、自分が大好きな言葉を、先生に一生懸命おしえてるところだった。
補助の先生は、若くて色白で、さらさらのロングヘア。
息子の好みのツボを、もらさず押さえたキャラクターである。
担任は、五十代の男の先生。
すごくいい先生なんだけど、息子、いまだに目も合わせない。もうしわけないほどの、差別待遇。ああ・・・。
帰宅後、ちょっと休んで、療育教室へ。
今日は行動療法の教室。
一時間のレッスンと、三十分の面談。
息子、ここでも先生と「会話」をかましたらしい。
補助の先生といい感じでしゃべれたから、勢いがついたのか。
でも、行きかえりの車のなかでは、タトゥーのCD聞きながら英語をくちずさんだだけ。家に帰ると、黙々と「ハッチポッチステーション」のビデオを見ている。
いまのところ、親とは「会話」する気はない模様。
なんで?
2005年06月03日
※過去日記を転載しています。