あと五分で息子のお迎えに行かねばならぬ。
何年か前、週刊ジャンプで「サクラテツ対話篇」っていう、なんとも形容しがたいマンガが連載されてて、あっという間に終わっちゃったんだけど、あのタイトルが「ソクラテス対話篇」のもじりだったことに、今朝、何の脈絡もなく突然気づいた。
作者の藤崎竜はその作品の前に「封神演義」を連載してて、それ全巻読んでドップリハマッて、本物の封神演義のほうの抄訳まで読んでしまって、抄訳じゃないフルの訳本まで買っちゃって、それをさあ読もうかというときに「サクラテツ対話編」が始まったのは、読書体験としてしはちょっと不幸な出来事だったかもしれない。
抄訳じゃない「封神演義」は、まだ手付かずのまま本棚にある。
(2005年05月31日)
※過去日記を転載しています。