湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

カテゴライズ

 

 

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息子(七才・重度自閉症)の最近の課題は「分類」である。

 

療育教室では、毎度、ゾウやオムレツなどの絵カードを見せられて、「たべもの」か「どうぶつ」かを判別させられる、といった練習をくりかえしている。

 

この訓練をはじめて、数ヶ月になるけれど、いまのところ、息子の分類能力は濃霧の中をさまよっている。

 

「たべもの」に対する感受性が比較的高いようで、カレーやオムレツ、サンドイッチなどの写真を見せると、「たべもの!」と元気に叫ぶ。自動車や家や椅子が「たべもの」でないことも、なんとか理解しているらしい。

 

でも、その先が、どうも怪しい。

 

先日は、ゾウやキリンをハンバーグといっしょに「たべもの」に分類して、得意になっていた。本人としては絶対の確信を持っていたらしい。

 

ゾウのハンバーグ。
そりゃ、食おうと思えば食えるだろうけど。

 

(2005-04-12)