写真は、長女さんのお気に入りの、Beanie Babiesのシーツくんと、ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのジャック・スケリントン。
Beanie Babiesはアメリカ産のぬいぐるみらしいけど、六百種類以上あって、世界中にコレクターがいるようだ。
しばらく前に、イギリス人男性コレクターのホームページを読んだことがある。
その方は、私と同世代のやもめのお父さんで(お子さんは四人で、奥さんがどうしたのかは不明)、Beanie Babiesの膨大なコレクションを紹介するページのほかに、私小説というか、手記みたいなのも書いていて、それがかなり悲惨であった。
屋外に捨てられていた孤児だったとか、養家ですさまじい虐待を受けながら育っていたとか、ネットで変な女性にひっかかって酷い目にあったとか、息子さんの一人が悪性のガンだとか。
もっとも、自分のへっぽこな英語力とトンチキな翻訳サービスの力を借りて読んだので、どの程度正確に意味が取れたのかは、自分でも分からない。
機械翻訳された手記の文中に、やたらと「木乃伊(ミイラ)」が登場するので、日常生活に干からびた死体が頻出するとは何事かと思ったら、もとの英語の「mummy」に「おかあさん」という意味があるのに、一律「木乃伊」に変換されていたのだった。
感想を書く欄があったから、思わず書こうかと思ったけど、英語でまともに意を伝えられる気がしなかったので、あきらめた。
その後、息子さんのガンはきれいに治った、という記事があったのを読んでホッとして以来、アクセスしていない。
(2005年4月11日)