車の修理工場から電話がきた。「どっかーん」という爆発音は、簡単な部品の交換で完治するので、明日には修理が完了して、引き渡せるという。車検の保証期間内だから修理費はタダ。めでたしめでたし。
息子(5歳・重度自閉症)の幼稚園問題も、意外に早くケリがつきそうである。
まず最初に、勇気をふりしぼって、長女さん(6歳)の幼稚園に相談してみたのだが、案の定、あっさり断られた。まあしかたがない。
で、タウンページを見たりネット検索したりして、いろいろと探した結果、いままで考えてもみなかった、託児所という案が浮上した。なにも保育園や幼稚園に限定してかかる必要はない。コドモがたくさんいる場所に参加できれば、それでいいのだ。
というわけで、うちからいちばん近い託児所に電話して、話を聞いてみたら、断られるどころか見学にきてみてくれと言われたので、今日の夕方、息子をつれて行ってきた。
そこの託児所は、いわゆる家庭保育室と同じようなシステムになっていて、広いプレイルームに、十数人の子供たちが、仲良く暮らしているという雰囲気だった。子供たちは息子をみて、
「おっきなおにーちゃんが、きたよー」
なんて言っていたようだが、大きいのは体だけだと気づくのに、それほど時間はかからないにちがいない。
先生方は、以前に言葉の遅れた子を受け入れた経験もあるということで、息子の状態についても、過不足なく理解してくれた。
とりあえずは「おためし入園」ということで、一日に二時間くらい通わせてもらうことになった。それで園の先生方も息子もうまくやっていけるという手応えが出たところで、正式入園しましょう、というこになった。
息子は、もうすっかり入園した気でいたようで、見学が終わって帰ろうとしたら、いやがってかんかんに怒ったほどだった。
ここのコーナーは、当分のあいだ、「おためし通園日記」になるかもしれない。
(2003年1月17日)
※過去日記を転載しています。