湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

不調

頭痛はするが、なんとか今日は動けそうだ。


きのうは、息子(3歳・重度自閉症)を施設に送り迎えする以外のことを、ほとんど何もしなかった。

 

朝、送っていったとき、息子の下痢が続いていることを先生に伝え、配慮をお願いした。話を聞いてくれた先生は快く引き受けてくれた。

 

午後、迎えにいくと、息子は自分の席に座りこんでいて、私の顔を見ても立ちあがってこなかった。

 

いつもなら、お帰りの時間には教室の出口のそばに貼りついていて、外に出るのを心待ちにしているので、なんか様子がおかしいと思って教室の中に入ってみると、室内がやたらと冷えている。凍った肉を放り出しておいても、いつまでも固いままなんじゃないかと思うぐらいの寒さである。息子が動かないのは、すっかりかじかんでいたからだった。他の子供たちも顔色が青かった。そりゃこんなに冷やされたら青くもなるだろう。

 

呆れていると、クラス担任の保育士がやってきて言った。

 

「息子くん、下痢が続いているそうですねえ。まあ暑いですから、水分もたくさんとらせているでしょうし、仕方がないとは思いますけど、それだけじゃないと思いますよ。あのね、お母さんが朝、息子くんにノースリーブを着せてくださるのは、まあ構わないんですけど、ここの室内はこんなふうに、かなり冷えますから、こちらで判断して半そでに着替えさせるようにしています。こちらでもねえ、窓開けたり、冷房を止めてもらうようにしたりして、調節するように努力はしてるんですけどね」

 

担任が言うように、たしかに息子は、ノースリーブから、ぺらぺらに薄い半そでのTシャツに着替えさせられていた。

 

私だったら、これほどの寒さの日なら、Tシャツの上に長袖シャツを着せて、セーターをかぶせたであろう。下痢している子供がいると分かっていて、なぜさっさとエアコンをとめないのか、理解に苦しむ。おまけに下痢は私が薄着させているからだと担任は言いたいらしい。違うだろうが。この炎天下に薄着させない親のほうがどうかしている。

 

この担任という人は、息子が施設で熱中症になりかけたときに、手当てもせずにガンガンに日の当たる窓際に放置しておいてくれた人でもある。

 

あのとき、「熱を出したような場合はすぐに電話をいただければ、迎えにきますから」と言った私に、担任は「すぐに電話するわけにはいかないんですよ」と、バカにしたように笑いながら言っていた。

 

どうも、こういうことは、私以外の他の親が来ていない日に限って起こっているような気がしてならない。他の親たちは、子供たちの教室がこれほど冷えあがっているということを、知らないのじゃないだろうか。

 

正直言って、私はこの担任が少し頭のおかしい人なんじゃないかという疑いを持ち始めている。夫は「ちょっと頭が悪いだけだろう」というが、いずれにせよ気味の悪いことこの上ない。

 

それにしても昨日はあんまり呆れたので、「どうしてエアコンの温度調節をしないんですか」って、聞くのをすっかり忘れてしまった。

 

さて、今日は午前中は、長女さん(5歳)の病院があり、午後は幼稚園の先生との面会がある。


息子は、夫と施設に行ってもらうことにする。

 


(2001年7月12日)

※過去日記を転載しています。