「ファイナルファンタジー10」を、コンビニで注文した。発売は来月。いまから楽しみでしかたがない。
息子はスクウェアのゲームのBGMが大好きだ。最近長女さん(4歳)がクロノトリガーをやっているのだけれど、 淋しい感じのフィールドのBGMがはじまると、そばにきてうっとりしながら聞いている。
そういえば、息子は、赤ちゃんのころから、淋しい曲を聞かせると落ち着く子だったっけ。
施設が息子に聞かせる音楽は、とても限られている。
この時間はこの童謡、この部屋ではこの手遊び歌。体育館では体操の曲、というふうに。 限られた音楽を限られた場面で、年がら年中聞かせることで、状況を理解させようという趣旨なのらしい。 音が割れたように聞こえるスピーカーの音楽に乗って、息子は喜んで遊んでいる。先生方の指示に従うことも増えた。
でも私は、息子が、モーツァルトのピアノ曲や、ウィーンフィルの演奏する曲を、いくつも聞き分けることを知っている。 だから、施設での息子の順応ぶりを見せつけられると、なんとなくやるせない。
(2001年6月8日)
※過去日記を転載しています。