新刊案内を見ていたら、不思議な詩が引用されていた。
「ライオン」
雲を見ながらライオンが
女房にいった
そろそろ めしにしようかライオンと女房は
連れだってでかけ
しみじみと縞馬を喰べた
朗読してみたら、亭主が言った。
「なかなか味わい深い詩やんけ」
私もそう思った。
次に大きな本屋に出かけることがあったら、この本、探してみようと思う。
工藤直子「くどうなおこ詩集 ○」 童話屋 1250円
(1996年4月25日)
※過去日記を転載しています。