湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

言葉

三国志・kindle・日本語

朝の黄蓋 おはようございますの時間を過ぎました。 こんにちは。 早朝の弁当作りや、息子のショートステイの準備などで、午前中分の体力を使い果たしたので、おとなしくしてました。体力なくて参りますが、なんとか日常を回していけるだけ、ありがたいと思う…

パニック障害を万葉集で治療できるかどうかという実験

あいかわらずの不調。 得たいの知れない極度の不安。 数十秒に一回、何かに「ぎょっ」とする感じ。 特定の音に過敏。とくに電話やドアのチャイム。 外出が、極度にしんどい。 食欲は少し戻ったけど、自宅に一人でいるときには、ほとんど何も食べられない。 …

いろいろ

村上春樹 村上春樹が、実父との葛藤を文章にしたのだそうだ。(「猫を棄てる」文藝春秋)。 文藝春秋2019年5月号 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/04/10 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 「文藝春秋」、Kindle版で900円か。読みたい記事ば…

お昼の日記

今朝の健康観察日記 二日つづけて、寝起きがつらい。だるい。何かしようとしても、うごくのが億劫で、やる気が出ない。座って本を読むのも、何かを書くのも、楽しくない。 頭の動きもよくない。勘違いや、うっかりミスばかりしている。 要するに身体も脳も疲…

再開

今日の健康観察日記 半月も書いてなかった。 それはつまり、具合が悪くて寝込んでいて読書もゲームもできないような時間帯が全く無かった、ということでもある。 寝込むことはあっても、本を読んだりゲームをしたりできるので、寝たままブログを書くことをし…

いくつかの十字架

やすらぎの十字架 ここのところ、息子(重度知的障害のある自閉症者)が、精神的安定を崩すことが多い。 ちょいちょい、軽いパニックを起こす。 理由はわからない。季節の変わり目だからかもしれない。 それで今朝は、一緒にバッハの「マタイ受難曲」を聞いて…

ラノベと文学と海馬その他

今日の健康観察日記(すでに昨日) 体調は普通。 関節の痛みも普通。痛いけど特筆するほどでもなし。若干の体が冷える程度。 特に理由もなく気が落ち込むので、ゆっくり過ごしつつ読書。抗不安薬を飲もうと思うほどつらくはならず、その後気分はじわじわと上向…

花粉とことばと天然

今朝の健康観察日記 朝目が覚めた瞬間から、目が痒くて痛かった。 喉まで痛い。 なんなんだと思ったら、超早起きの息子が、ベランダ窓を全開にしてた。花粉入りまくり(;_;)。 その後、だいぶ治ったけど、なんだか風邪気味みたいで調子がでない。 でも、…

歯との別れ

歯 夕方、歯医者さんで歯を抜いた。 ときどき思うのだが、「歯医者さん」は確実に人間なのに、「歯医者さんへ行く」というと、まるで場所である。 さらに「歯医者さんで歯を抜いた」となると、あたかも「歯医者さん」が場所兼道具であるかのような扱いだ。 …

非実在痴漢師をめぐる対話

娘たちがバカ話をしている。(21歳と13歳) 「こないだテレビで見たんだけど、電車の痴漢が団体で女の人を取り囲んだりするというパターンがあるらしい」 「なにそれ? 取り囲んで女の人を潰すのか?」 「それはおしくらまんじゅうだ。そうじゃなくて、電車…

健康観察と脳

今日の健康観察日記 ダメだった。 朝目が覚めた時点で、すでにグダグダ。 頭が動かない。 いや、頭が身体を動かそうとしないと言うべきか。 関節は錆びついたみたいにギシギシ。(あ、痛みはそうでもなかった) 何年も前、北のほうに暮らしてたころ、雪が降…

短歌雑誌と函館と認知心理学

短歌雑誌 短歌をきちんと学びたいと思うものの、何をどうしたものか分からないから、手元にある短歌雑誌や歌人の本を、とくに選ぶこともせずに片っ端から読んでみている。 読んだだけだと、私の脳はすぐに忘れてしまうから、ノートに書き留めてみたり、連想…

「相談する」・恋愛小説に憤激

夕方の健康観察日記 あったまって横になっていたお陰で、寝ているぶんには重い疲労を感じない程度には復活した。やれやれ。 言葉 でも起き上がって辞書引くほどの体力も気力もないから、ひとつ前の日記で保留にした件については、家にいる学者(亭主)に寝た…

マーク・ロンソンとはないちもんめ

お昼の健康観察日記 休んでいたらエネルギー回復してきてので、昼のうちにシャワー浴びて、髪を洗った。すっきり。 そしてまた休む。 音楽・言葉 Mark Ronson - Uptown Funk ft. Bruno Mars - YouTube マーク・ロンソンという人の、Uptown funkという曲の動…

うつ病特有使用語彙と作家を信仰しないことについて

今朝の健康観察日記 木曜、金曜と続けて外出したので、今日はしっかり休養する。それでもたぶん疲れは取れないだろうけど、ここで気を焦らせてバタバタと無理すると、たぶんまた風邪をこじらせたりするので、極力保温とビタミン補給に努めることにする。 だ…

Amazon・スパダリ・健康観察

今朝のAmazon いつものごとく、ここに貼り付ける画像を探すために、pixabayで「Amazon」と検索したら、上の画像が出てきた。なんだろう。見つめ合うトカゲにまたがって、ポーズをとる女戦士。すごい絵だけど、何と戦っているのか、よくわからない。 Amazonを…

万葉集の言葉「冬ごもり春さりくれば」

前回の日記で、額田王の歌の解釈について疑問に思うという話を書いた。 ↓前回の日記 いろいろ日記 - 湯飲みの横に防水機能のない日記 冬ごもり春さりくれば 鳴かざりし鳥も来鳴きぬ 咲かざりし花も咲けれど 山を茂み入りても取らず 草深み取りても見ず 秋山…

いろいろ日記

今日の健康観察日記 睡眠、まずまず。関節、まずまず。 ただ、歩くと膝がちょっと痛む。昨日、外出して、いつになくたくさん歩いたせいだろうう。少しづつ、慣らしていかないと。 映画 「神様からひと言」という邦画を見た。 神様からひと言 [DVD] 出版社/メ…

朝刊と言葉とスープ

障害者 息子(二十歳)が重度の知的障害を伴う自閉症なので、「障害者」についての報道等は、わりと気をつけて見るようにしている。 今朝の新聞に、こんな投書記事があった。 けがをして初めて気づいたこと高校生 浜辺イザベラ(三重県 18) 私は交通事故に遭い…

短歌のこと・他

#新聞花壇 数日ぶりの外出。 行き先は、セブンイレブン。 多少ふらつくけど、どうしてもプリント入手したい短歌の冊子があったから、頑張って出かけた(徒歩三分)。 プリントしたのは、こちら。 【お知らせ】 久哲さん、安西大樹さんと新聞花壇の会を発足し…

妖精の王と鴨川の鬼と

読書 フィリップ・K・ディックの短編集を少しづつ読んでいる。 人間以前 (ディック短篇傑作選) 作者: フィリップ・K・ディック,大森望,浅倉久志,若島正 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/11/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る ゆ…

験担ぎ

今週のお題「ゲン担ぎ」 ひさびさに、お題でブログを書いてみる。 一般に言われているような「ゲン担ぎ」の習慣はとくにないけど、一つだけ、経験的に従うようにしていることがある。 それは、第一印象で直感的に「信頼できない」と思った人や物から、極力、…

布団かぶっても寒い

夜の健康観察日記 とにかく冷える。 午後からやたらとお腹が痛くてつらかったんだけど、たぶん冷え(血行不良?)のせいだと思う。お腹に貼るカイロはりつけたら、おさまってきた。 家族のなかで寒がってるのは、私一人だけ。 子供たち(といっても上の二人…

「人間だもの」とか、その他いろいろ

なんだかだるい。 風邪の気配が抜けたので、今日は家事を片付けようと動き始めたら、とたんにエンジンブレーキがかかった感じ。 というわけで、いまの体調。 【動くと発動する類いの呪いがかかっている】 だましだまし、稼動するしかないか。 選挙は終わった…

「ウザァーイ」という言葉

長女さん(8歳)が公文の教室からもらってきたプリントに、斎藤孝の「ガツンと一発」シリーズという本から引用したという「口にしちゃあ なんねえ リスト」が掲載されていた。 それには、 「ムカツク・キレル・ウザァーイ」 の三語がトップにあげられていて、…

真昼の万葉集

今日は再び万葉集。巻十二。 前回の伊勢物語の軽薄ナンパ男の歌に食傷したから、もう少し純な歌を。 妹門 去過不得而 草結 風吹解勿 又将顧 一云 直相麻弖尓 (3056) いもがかど ゆきすぎかねて くさむすぶ かぜふきとくな またかへりみむ 一云 ただにあふま…

聞き間違い

長女さん(8歳)が何か言った。 よく聞こえなかった。 すごく変なことを言ってた気がしたので、聞き返してみた。 「はあ? 人さらい神父がかゆいって、どゆこと?」「そんなこと言ってないっ! 何それ、危ないじゃん!」「危ねーわよ。で、何ていったのよ」「…

能力

学生時代いっしょに勉強したり囲碁打ったり、徹夜で勉強してラーメンとキムチ食べたり、大酒飲んでしゃべり明かしたりした、韓国人の友人から、亭主宛にメールが来た。 大学で教えていると聞いていたけど、サバティカルか何かを取って、いま家族と一緒に日本…

朝の人麻呂

前回の家持の歌と同じ「あきされば」「天の川」「霧」をパーツに持つ歌は、けっこうあるらしい。 下の人麻呂の歌もその一つ。 秋去者 川霧 天川 河向居而 戀夜多 これがうわさの正訓表記だ。漢文と一緒で、字面で意味はなんとなく分かるけど、どう読むかが難…

やさぐれる脳

動詞「やさぐれる」は、死語寄りの言葉だと思っていたのに、若者向けの文脈のなかで、ちかごろちょくちょく目に入る。 最近では、喬林知「今日からマのつく~」シリーズで使われているのを見た。ヒット中のライトノベルで使われているぐらいだから、若い人の…