湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

自閉症

息子のパニックと会話

自閉症スペクトラムで重度の知的障害のある息子(23歳)は、休日にパニックを起こすことが多い。 いつからそうなったのか、はっきりしないけど、特別支援学校の高等部を卒業して介護施設に通所するようになってから、次第にその頻度が上がっていったように思…

息子との会話

今日は息子(23歳)の歯科検診だったので、介護施設をお休みさせて、私が車で連れていった。 検診先は、息子が全身麻酔で歯科治療をした病院。 重度の知的障害がある巨漢の息子にも対応できる、特別な歯科で、うちから車で片道40分ほどかかる。 息子はいつも…

ねこたま日記(日々の雑録)

こんにちは。 毎晩末っ子に東野圭吾の「プラチナデータ」を音読してもらっているのだけど、だいたい五分ほど聞いたところで寝てしまうので、ちっとも話が進まない。事件のなりゆきがとても気になるので、そのうち昼間に一気に読んでしまおうと目論んでいる。…

虹・パニック・水ダイエット

ねこたま日記 こんにちは。 今日はなんとなく見出し機能を使ってみることにする。 今日のふにゃもらけ 雲のじゅうたんに、ひつじ。 お洋服は先日のイベントでがんばって作成した、虹色のシャツ。 福祉関連の施設の名称には、「虹」関連のことばが使われてい…

ねこたま日記&お掃除日記(14)

1つ前の「ねこたま日記」を書いてすぐ、入院中の長女さんの主治医から電話がきた。 いつもは亭主が電話に出るのだけど、たまたま家電のあたりを掃除していたので(歩いているカツオブシムシを発見してギャーーとなっていた最中でもあった)、亭主を呼ぶまで…

引用ノート(精神分析と自閉症)

先述したように、ミステリーにおけるホームズとワトソンの関係は、自閉症のある人と定型発達者の関係のあり方について、一つの可能性を示しているように思われる。 しかしもちろん、この二人の人物はフィクションである。 では、歴史上の実在の人物で、その…

自閉症と学校(と仕事)……

Kindle unlimited(読み放題)で、アスペルガー症候群の少年と、そのご両親の歩みについてまとめられた「コーヒーはぼくの杖 発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの」という本を読んだ。 コーヒーはぼくの杖~発達障害の少年が家族と見つけた大切なもの …

枕と自閉症……

朝刊を開いたら、枕の全面広告があった。 佐藤愛子氏と筒井康隆氏と上野千鶴子氏が愛用する枕だという。 近頃の新聞は高齢者層向けの広告が紙面を占拠していることが多い。 そういう世代が若い頃に愛読したであろう作家(と学者)が商品をより魅力的に見せて…

ミエリンと自閉症とシリコンバレー

うちの息子(23歳・自閉症)は、幼児期に脳の精密検査を受けたとき、その結果を見た医師の一人に、 「ミエリンの発達がとても遅れている」 というようなことを言われた。 ミエリンのいうのは、ニューロンを包み込んでいる脂肪の鞘だという。鞘がしっかりして…

生麦生食生豚肉

こんにちは。 幕末に「生麦事件」というのが起きている。 生麦村というところで、薩摩藩士がイギリス人を切り殺したために、薩摩藩とイギリスが戦争になってしまったという物騒な出来事だけれど、見るたびに、なんか食中毒っぽい名前の事件だと思う。 私も知…

「仏陀のように私は死んだ」とコロナ療養日記

(※2020年11月21日発症) こんにちは。 ちょっとだけ、大晦日の夜に時間を巻き戻して、当日書ききれなかったことなど書いてみる。 紅白で聞いた、坂本冬美の「仏陀のように私は死んだ」という怪曲。作詞、桑田佳祐。 今日になって、Apple Musicで歌詞を確認し…

マラセチア毛包炎対策日記

こんにちは。 先週末から風邪気味だったのと、身近で起きたコロナ感染のために、日曜日から外歩きを控えていたせいで、また運動不足気味になっている。 今日になって風邪症状はほぼ消えたので、今日は少し外を歩こうかと思う。一応用事もある。 ドラッグスト…

ダークファンタジーとコロナと年金

こんにちは。 魔物語 一昨日あたりから、ケイト・ブッシュを聞いている。 魔物語 アーティスト:ケイト・ブッシュ 発売日: 2014/01/29 メディア: CD 学生の頃に、よく聞いていた。 アップルミュージックで聴き放題できることに気がついて、読書のかたわら、ず…

歩行

こんにちは。 歩行 用事があって、徒歩で出かけた。 なぜ徒歩かというと、用事のある今日に限って、マンション通路の工事ために駐車場から車を出せなかったからである。 片道1.6kmを、34分で歩いた。帰り道は、水分を補給しながら、もっとゆっくり歩いた。 …

ねことねずみと息子の言葉

おはようございます。 今朝の画像は、「ねこばさみ」と、メモ帳。 どちらも、障害者の就労施設で制作され、販売されているものだ。 昨日息子(22歳・重度自閉症)を連れていった歯科のビルに、そういうグッズを販売しているお店が入っているので、通院のたびに…

自閉症

こんにちは。 昨晩、末っ子に読んでもらった『自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで』という本から、少し長めに抜き書きをしてみたたくなった。 自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで 作者:イド・ケダー 発売日: 2016/09/30 メディア: 単行本(ソ…

メモ日記

今朝、四時過ぎに息苦しくて目が覚めた。 まず呼吸器を外した。だいぶ息漏れしていたようで、左側の眼球が乾いてまぶたに貼り付いてしまっていた。 お腹が締め付けられるような感じがあって、脚に血流が行っていない感覚があったので、横になったまま脚を動…

メモ日記

昨日の午前中は、精神科外来だった。 血圧が高くなったことを報告して、コンサータを飲み続けて大丈夫かどうかを主治医に確認した。大丈夫とのこと。 血圧の数値(165-110とか)については、高いことは高いし、要注意だけれども、緊急に投薬治療をするレベル…

メモ日記

長女さん(24歳)が仕事を休み始めてから、もうすぐ2ヶ月になる。 この間に、医療センターの主治医に紹介状をもらって、地元のクリニックに正式に転院した。 それから、息子(22歳・重度自閉症)がお世話になっているケアマネさんに相談して、長女さんのため…

ねこたま日記

長女さん(23歳)が仕事を休み始めてから、もうすぐ2ヶ月になる。 この間に、長年お世話になっていた小児精神科から、地元のクリニックに正式に転院した。 それから、息子(22歳・重度自閉)がお世話になっているケアマネさんに相談して、ジョブコーチの仲介をお…

映画「僕と世界の方程式」

映像文化は苦手なのに、本をあまり読めない時には、不思議と映画やドラマを見ることができる。 作品を選んで見始めるまでのハードルの高さは普段とあまり変わらないけど、身始めてから、作品に没入するまでの時間が、いつもより短くなるのだ。 それでも、一…

個人面談の資料

息子(7歳・重度自閉症)の担任の先生との個人面談のために、現在の状況をまとめてみた。 【生活面】 ・妹の誕生以来、一時的に声が出なくなったり、食卓につけなくなったりするなど、落ち着かない面もありましたが、最近では新しい家族生活にも慣れてきて…

朝からいろいろと

朝起きたら、首のまわり(リンパ腺)と、手の指が、ぷっくぷくに腫れていた。体調、かなり悪し。 が、今日は寝ていられない。 今朝、息子(7歳・重度自閉症)を学校に送っていったら、同じクラスの子が、私のところに相談にきた。 「このごろ、⚪︎⚪︎君、たたく…

寝不足

息子(8歳・重度自閉症)の夜泣きと朝泣きを食らい、睡眠時間が4時間を割っている。 眠れないまま、10年後のことなんて考えたものだから、さすがにちょっぴり、めげそうになった。 長女さん、19歳。あと1年で成人。それと同時に、小児慢性特定疾病の医療補助が…

雨の日の息子のこだわり(過去日記)

梅雨入りしてから、ずっと雨が続いている。 雨がふると、息子(7歳・重度自閉症)が、ナーバスになる。理由はよくわからない。 雨に濡れるも、水溜りに突っ込むのも大好きなのに、ピリピリと神経が逆立って、押さえがきかなくなってくる。 こだわりも強化され…

映画「下妻物語」

ずっと楽しみにしていた「下妻物語」のDVDを、今日、やっと見ることができた。 新しいDVDを見るということは、すなわち、息子(7歳・重度自閉)と壮絶な攻防戦を繰り広げるということである。 見たことのない新しいものが大の苦手な息子は、必死でDVDデッキの…

不確実な成功よりも、確実な失敗

夕方、息子の療育教室だった。 レッスン終了後、先生と、ちょっと長めに面談した。 息子が最近、わざと課題に成功しないようにする傾向が強くなっているらしいのだ。 その理由は、どうやら、 「成功するよりも、失敗することのほうが、慣れていて、安心でき…

なんとかみんな元気になった

昨日から風邪気味だった長女さん(八歳)と末っ子(四か月)の鼻水は止まった。一安心。 長女さんは重役出勤で登校。元気に下校。これから、ほぼ一ヶ月ぶりに、公文の教室にも出席する予定。 昼過ぎ、末っ子を連れて愛車の洗車に出かけた。 行きつけのガソリンス…

歯科通院

歯医者さんに行って来た。 息子(7歳・重度自閉症)の、三ヶ月に一回の、定期検診である。末っ子(生後4ヵ月ちょっと)も同行。 息子かかりつけは、障害児・者を専門に診てくれる口腔センターで、家から車で五十分近くかかる。 近隣の町の重い障害のある子どもた…

今日の息子

息子(7歳・重度自閉症)のお迎え時間を、一時間間違えた。今日は特別、早かったのだ。 担任の先生に電話もらって、真っ青になって飛んでったらば、息子、新しく来た補助の先生にべったり甘えて、上機嫌で校門前で待っていた。 息子、先生と「会話」しながら待…