満面をほころばせて、起きたばかりの乳児が笑う。 「おおそこに見えるはオカンではないか、けさも会えたなあうれしいなあ起きた起きたうれしいなあ」 また一日、乳児の人生がはればれとのびていく。ふと彼方に向かうものを見送るような気持ちになる。けれど…
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