湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

暑いから本読もう。

 

参議院選」が「修道院選」に見えた。たぶん暑いせいだろう。

 

 

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「家事がちゃんとできていない」と、「専業主婦」と名乗れないのか…?

 

blogos.com


こういうのを見ていると、いまの時代、「全く肩身の狭くない」女の人って(男の人も)、どのくらいいるんだろうと思ってしまう。


「家事をやっている専業主婦」が堂々と名乗れるかというと、あまりそうでもない。

 

いまどき、中学、高校生の母親で「専業主婦」はレアである。

どんな場でも少数派に属していると肩身の狭い国であるから、「お仕事とかは?」と聞かれると、「あーまたいろいろ思われるかな」と、ある程度構えながら答えることになる。気にしてもしかたがないから、ほっとくけど。

 

 

 

うつ病はつらい。
まして、発達障害とのダブルであれば、そのつらさはますます周囲に理解されにくいことだろう。

生きていてほしいとお互いに思える大事な家族があって、日々生きるという営みをしているのだから、それでいいじゃないかと、私などは思うのだけど。

 

生きてることに付加価値だの社会的価値だの「生産性」だのを求めていたら、誰もがどんどん生きづらくなるだけだと思うのは、重度障害者の家族だからか。

 

それにしても、ネット上で非難糾弾する的(まと)を鵜の目鷹の目で探しているらしき人々の書き込みを見ていると、まるで聖書や古代オリエント世界の石打の刑場かと思うほどである。

 

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聖ステファノが石打の刑で殉教する場面を描いた作者不詳の中世の挿絵


(あ、「石打ちの刑」は現代でも実施している国があるので、映像方面を検索しないほうがいいと思われる…)

 

元発言の女性、コメント欄など見て、余計に苦しい思いをされていなければいいと思う。

 

 

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ネットの炎上、糾弾祭りが「石打の刑」に見えるのは、つい最近、新約聖書の「使徒行伝」でステファノの殉教のところを読んだからでもある。2000年前から、人間のしていることは、あんまり変っていない。言葉の石礫でも、人は死ぬことがある。

 

 

口語訳聖書

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Kindle版口語訳聖書、99円(税込)。

 

 

世の中がどんどん息苦しくなると感じるのは、ネットを見ている時間が多少長くなっているからか。本読もう。

 

 

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コミック「幼女戦記」の最新刊、読了。

 

幼女戦記(14) (角川コミックス・エース)

幼女戦記(14) (角川コミックス・エース)

 

 

空襲という概念のない世界で行われた、都市部への大規模爆撃。

主人公の所属する「帝国」軍が、国際法に違反することなく、民間人の大量殺戮をやってのけるシーンは、マンガであっても恐ろしい。

 

東京大空襲」をネット検索をすると、凄惨な写真がいくらでもでてくる。

焼けただれた、人の山。

 

うちのベランダ窓に時間をさかのぼる機能があったら、すさまじい炎に包まれて燃え落ちる町が見えただろう。

 


ドラマ東京大空襲

 

 

 領土や民族、宗教、経済、その他あらゆる摩擦を、石だの銃だの爆弾だのを使わない方法で解決していけるようになるのに、あとどれくらいの時代の変遷が必要なんだろうか。