湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

水族館劇場 「Nachleben 搖れる大地」をみてきた。

 おととい、水族館劇場の公演を見に行った。 

観劇は25年ぶり。水族館劇場は初体験。

 

 

 

 旧満州の悲惨な事実と、現代日本の気持ちの悪い世情が、時をへだててまぜこぜになって、死者と生者の区別なく巻き込んで押し寄せてくる、そんな暗澹たる物語であるのに、前芝居からおしまいまで、とにかく「ここに居て、たのしい」と感じられる、不思議な作品だった。

 

行けて、よかった。

ちょっとだけだけど、水も飛んできて濡れた。うれしかった。

 

次に見に行けるのは、いつだろう。

 

それにしても、自分の体力を考えたら暴挙に等しい思いつきではあった。

無事行って帰れたのだから、問題なし。

 

芝居のセリフのなかに、「甘粕、阿片、電通……といったワードが並ぶ。

 

歴史オンチの私は、その組み合わせの意味するところが分からない。甘粕って、大杉栄を殺した人というのはうっすら知ってるけど、それと「阿片、電通」かどう繋がるのか。

 

帰宅後ググッて、了解した。

 

 

知らないことは、ほんとうにたくさんある。

 

そのうち読んでみたい本のメモ。

 

 

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)