湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

健康観察と短歌

今日の健康観察日記

寝起きがとてもつらい。

以前はどちらかというと朝型だったのに、ここのところ、ほんとにキツい。

睡眠時間が足りてないせいもあるのか。

 

Twitterでのつぶやきも貼り付けておこう。

 

 

 

短歌

毎日一首は詠むというのを日課にして、とりあえず二日つづいた。

有沢螢氏の歌集、「シジフォスの日日」を読みながら、自分のなかにわいてきた気持ちを歌にして、ツイートしてみている。

 

 

有沢螢「シジフォスの日日」より。

 

幼き日「ストマイつんぼ」となぶられし右耳は今耳鳴り初むる  有沢螢

 

ストレプトマイシン抗生物質の一種。難聴の副作用がある。私もかつて小児科で注射されていた(耳は無事)。「聞こえなくなっても丈夫になったほうがいいでしょ」と医師が軽く言ってたのを覚えている。

 

昔(四十数年前)の医療の現場で、副作用の聴覚障害が軽く見られていた理由は、結核などが死に至る病だった時代から遠くなかったからなのだろうけれども、有沢螢氏の歌の「なぶられし」という言葉から、治療効果と引き替えに失った聴覚が決して軽んじられてはならないものだったと分かる。

 

 

 いとけない命を救い人生をなぶりもするか医療の両刃(もろは) dakkimaru

 

 

 

Twitterの文章はぶつ切れなので、余裕が出来たら、またあらためて、ちゃんとまとめようと思う。

 

 「三日とろろ美味しうございました」円谷の遺書思ひつつ駅伝を見る 有沢螢

 


「三日とろろ美味しうございました」円谷の遺書思ひつつ駅伝を見る

ラソン選手だった円谷幸吉の遺書では「父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません」という切なすぎる告白が続く。走れなくても命の価値は変わらないのに。


生きてあることの対価を人が人に求めるという貧しき誤謬  dakkimaru