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〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療 (NHK出版新書)
- 作者: 塩田清二
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/08/08
- メディア: 新書
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とても気になった箇所を少し引用。
柑橘系の製油は交感神経を優位にする作用があります。そのため、以前から、グレープフルーツのにおいには肥満予防の作用があるのではないかといわれてきました。永井克也大阪大学名誉教授(生化学)と新島旭新潟大学名誉教授(生理学)らは、ラットで週三回一〇分間グレープフルーツ精油を嗅がせるグループと嗅がせないグループに分けて実験を行いました。
ると、六週間後、グレープフルーツ精油を嗅いだグループは、嗅がせなかったグループより約二〇グラム軽くなりました。また、グレープフルーツ精油を嗅いだラットは食事量が約七割に減り、食欲を減らす効果も判明しました。グレープフルーツ精油を嗅ぐことよダイエット効果があることが、この動物実験で明らかになったわけですが、ヒトでどれくらい抗肥満効果があるかについては今後の研究が待たれます。
「香りはなぜ脳に効くのか」より
今後の研究を待っているヒマはないので、さっそく試してみたい。
うちには、過食気味で肥満をコントロールできずにいる、自閉症の息子がいる。
自宅で食べ始めると、お腹がすいているかどうかに関わらす、一定以上食べないと満足しないのだ。
そして息子は、柑橘系が大好きた。
きちんと観察してきていないから確実なことは言えないけれど、みかんの在庫がある間は、ごはんなどの炭水化物のドカ喰いをあまりやらないように思う。
これは絶対、やってみる価値があると思う。
しかしアロマの精油は、いささかお高い……
とりあえず、グレープフルーツの皮をお風呂に浮かべてみるか、橘系の入浴剤を購入しようかと、考えている。
入浴剤、おもしろそうなのが、Amazonにもいろいろありそう。
もっとも入浴剤の香りと本物の精油の香りは、似て非なるもの(成分が違う)だろうから、効果が変わるかもしれないけど。