今日の健康観察日記
昨年夏から、抗うつ剤と睡眠導入剤を処方されて以来、だいぶしっかり睡眠を取れるようになっていたのに、ここ数日、四時間ほどで目覚めてしまうことが続いている。
眠りが短いと、とたんに精神的に落ちてくる。影響力が絶大すぎて笑えるほどだ。しっかり眠りたい。眠ろうと思っているのに、今朝は四時半に目覚まし時計が鳴って、目覚めてしまった。セット時間を間違えたのだ(;_;)。
おかげで一日中調子が悪かった。
それでもなんとか絵画教室には出かけた。前回休んでしまったから、今年初めての出席。とても描けないかと思ったけど、描き始めると具合の悪いのも忘れて夢中で鉛筆を走らせていた。
でも終わったら、ガックリきた。
帰宅しても起きていられず、ひたすら横になって具合の悪いのをやりすごしつつ、少しずつ本を読んだり動画をみたりしていた。
夜は関節が冷えて痛むので、ひさびさに生姜ココアを作って飲んだ。
読書
「死海写本」を半分までなんとか読んだ。
ただ読んでいてもわからないことばかりだから、Kindleに入れてある口語訳聖書を読んだり、iPhoneでウィキを調べたりしながら、なんとか理解に努めた。ユダヤの王家やローマ史やバビロニアの著名人の名前は覚えにくいことこの上ない。長すぎる(;_;)。
名前や年代と格闘しつつも、紀元前から現在までの、イスラエルという場所にどんな歴史が刻まれてきているのか、おぼろげながら、イメージをつかみつつある。
エジプトに、バビロニアに、ローマに、人や土地を奪われたり取り戻したり、圧政をしかれて反抗したり。
異文化、異民族の支配や戦いばかり繰り返される土地で、民衆はどれほど苦しんできたことだろう。そんな暮らしのなかで、常に変わらない神の教えや、自分たちがアブラハムやダビデ王につながる民だという思いは、大きな支えになったのかもしれないと、想像してみる。
そうした状況下で信仰されてきたユダヤ教のなかでも、修道院のような厳しい戒律したがうコミュニティを作っていた一派が、最古の聖書の文言を含む死海文書を残したらしい。
それにしても、聖書を読んでいて思うのは、どうしてこれが世界宗教になりえたのかということだ。
旧約聖書では、人々の血統や家系がとても重んじられている。新約聖書でも、イエスはアブラハムやダビデ王の子孫であることが書かれてある。マリアは処女受胎したのだから、父方の系譜からは外れるはずだけど、そこは突っこまないらしい。
中世の日本にやってきたキリスト教の宣教師たちは、聖書の内容をどの程度つたえたのだろう。そのまま読んだら、ユダヤ人から遠く離れた日本人としては、だいぶ疎外感を持つ 部分もありそうだけども。
普遍的な教えになり得る部分だけ、説話として語ったのかな。
アニメ
アンティパトロス(ヘロデ王の父)だの、ポンペイウスだのという名前に疲れたところで、アニメ「舟を編む」を見て、一息ついた。第7話の「信頼」まで。