サボり報告
気がつけば、昨日と一昨日、ここのブログを更新してない。
家族が次々風邪を引くなどして、なんだか忙しかった上に、自分も体調が悪すぎた。
横になっている時間は結構あったし、漫画などは読んでいたけれど、ブログを更新する余力はなかった。
なんにもできてないなあ、ダメだなあ自分……などと思うとヘコむので、休養を取ったのだと思うことにする。
昨日と今日の健康観察日記
二日ほど前から、とんでもなく足腰がだるくて、頭もうまく動かず、超不活発モードに突入。
とくに対策もとらずに、ただ休んでいたら、徐々に復活。
今朝は普通に動けている。
やっぱり休養はとても大切。
脳が縮む生活
不安などのマイナス感情を長期間持ち続けると、脳が傷ついて萎縮し、うつ病を招き寄せるというような研究があったように記憶している。
探してみた。
一つ見つけた。
ちょこっと引用。
功刀部長は「じわじわ続く慢性的なストレスがよくない」という。ストレスにさらされると、体内ではそれに対抗しようとコルチゾールというホルモンが増える。「この状態が長期間続くと、過剰なコルチゾールが脳を傷害し、海馬などの萎縮を招く」
功刀(くぬぎ)浩さん 国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部(東京都小平市)部長。
慢性的なストレス。心配事。楽しくないこと。
どっさりある。
その結果、目下うつ病治療中である。
結局、生活や考え方を抗鬱方向に変えていかないと、また同じことの繰り返しだろうと思う。
今回のうつ病の発症は、昨年夏の相模原障害者施設殺傷事件が、確実に原因のひとつになっている。ただでさえ心配な、息子(重度の知的障害を伴う自閉症)の将来に、計り知れないほどの不安を感じるようになってしまった。(前にも書いたような気もするけど忘れたのでまた書く)
この事件で心を傷つけられた障害者の家族は、きっと私だけじゃないはずだ。
上のWikipedeaの記事のなかに、次のような記述がある。
共同通信社が事件から1年となるのを機に全国の知的障害者の家族を対象にしたアンケートでは、回答した304家族の68%が「事件後、障害者を取り巻く環境悪化を感じた経験がある」と答えた。
また、同社が具体的な経験を複数回答で尋ねた結果、「インターネット等匿名の世界での中傷」が31%、「利用している施設・職員への不安」(Aが津久井やまゆり園の元職員だったことから)が28%、「精神障害者への偏見」(Aに措置入院歴があることから)が23%、「差別を恐れ障害のことを口にしづらくなった」が4%、「本人や家族が直接、差別的な言動を受けた」が2%だった。
アンケート結果について、識者からは「生きる価値は障害者も健常者も変わらないことを社会は理解すべきだ」との声が出ている
[埼玉新聞 2017年7月27日朝刊1面]。
私も「インターネット等匿名の世界での中傷」には、ほんとうにうんざりした一人だ。
事件からしばらくのあいだ、ネットなんぞ見ないほうがいいと思ったほどだ。ほんとうに見なけりゃよかった。ひどい差別中傷発言を繰り返している人なんて、ほんとうに少数なのに、ふとしたはずみに目に入ってしまうのだ。
家族だけではなく、介護の仕事をされている方々、障害者に関わっているすべての人の心を暗くしたのは、間違いない。
楽しくないことや不安なことが一つあったら、その三倍は楽しいことや安心できることを探して、埋め合わせたいところだけど、こういう場合は、どうしたらいいものか。
こういうふうに、文章に書くことも、その方法のひとつであるかもしれない。
障害者差別に反対し、差別しないありかたを提案するようなエントリーを、ひとつでも増やすことで、世の中の(少なくともネット上の)差別濃度を、ほんの少し薄くすることができる、というふうに考えてみようか。