湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

更年期の本を読んだ

読む更年期 

 

 

遅まきながら、更年期についての本を読んでみている。

 

これまでは、更年期のことなんて考えるのもうんざりだったので、そっち方面の情報は避けていたのだけど、ちょっと元気になってきたので、調べようと思い立ったのだ。

 

 

 

だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調

だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調

 

(↑ AmazonKindle読み放題で読めます) 

 

この本によると、いま抱えている症状の多くは、更年期と考えてもよさそうだった。

 

主なものを書き出してみる。 

 

・朝起きるのが、地獄のようにつらくなった

 

ちなみに以前は、朝起きるのに苦労することなんて、ほとんどなかった。

目覚まし時計も必要なかった。

 

それが今では目が覚めても起き上がる力がなくて、布団の中で延々と苦しんでいたりする。

 

もちろん寝ているわけにはいかないから、気力だけでなんとか起き出して、お弁当を作るけれども、そのあとすぐに、倒れ込むようにして横になったりしている。座っているのもつらいのだ。こんなつらさ、以前は感じたこともなかった。

 

 

・寝付きがとても悪くなった

 

これも、今年になって、急にひどくなった症状。

不眠症などこの世に存在しないかのような人間だったのに、いまでは睡眠導入剤なしには眠れない。

 

 

・不合理な不安に取り憑かれるようになった

 

もともとは、どちらかというと、楽天的な性格だったと思う。

たまにくよくよしても、長続きしなかった。

それがいまでは、ふとしたはずみに不安のドツボに落ち込んで、抜けられなくなる。

 

家族の健康問題や将来のことからはじまって、日本および世界の平和、地球および太陽系の未来まで、心配の種は無限にある。そんなの心配したってどうしようもないと分かっているのに、ハマってしまうと動悸やらめまいやら腹痛やらで、まともに動けなくなったりする。

 

でも不思議と自分の健康や未来のことでは、不安にならない。

 

 

 

・記憶力の低下

 

元から間抜けなほうだけど、ミスや忘れ物、なくし物がパワーアップしてしまった。

買い物に出たのに財布を忘れていたり、出かける先を間違えて、ついてから気づいたり。同じものを二度買ってしまうことも増えていて、不経済でしかたがない。

 

一番ショックだったのは、何十年も記憶しつづけていて、いまさら絶対に忘れないはずの人名などを、すっからかーんと忘れ去っていたこと。それも、つい30分前には覚えていて、その名前を書いたりしゃべったりしていたはずなのに、突然どうしても思い出せなくなるなど、これまでに経験のない忘れ方をするようになった。

 

 

・やる気がでない。楽しく感じない

 

やる気なんて、気持ちの問題だし自力でどうにもなるだろうと思って、ナメていた。

あるいは、ちょっと疲れてるから、休めば回復するだろうぐらいに考えていた。

 

ところが、どんなに休んでみても、楽しいはずのことをいろいろ探してみても、何もやりたくない。無理してやっても、砂を噛んでいるかのように、味気なく、むなしい。

 

とくに顕著だったのは、外出の億劫さ。

 

買い物のついでに、書店や喫茶店に寄ってみるのが大好きだったのに、いまでは買い物だけで疲労困憊して、寄り道なんて考えたくもない。

 

運転するのもつらくて、車を出さないから、ガソリンがほとんど減らなくなった。

(あ、もうすぐ車の点検だ。忘れないようにしないと…忘れる予感がする…)

 

その結果、活動量が激減。

 

ときどき、ふわっとやる気が上がって、何か始めてみても、すぐに気分が下降するから続かない。そして、やりかけていたことすら忘れてしまう。

 

 

 ・やたらとノドがかわく。口がかわく。

 

 これも更年期の症状らしい。

 

飲み物がほしくて仕方がないのに、用意するのが億劫で、つい後回しにしているうちに、砂漠で遭難でもしているかのような強烈な渇きに発展してしまう。それでもまだ動けない。飲まなくちゃまずいと思うのに、どうしても体が動かない。そんな葛藤を、1日に一回は経験している。

 

ちなみに、これを書いているいまも、猛烈に水が飲みたいのに、立ち上がるのがイヤなものだから、我慢している。

 

 

・関節が痛い。手足がこわばる。

 

さすがに渇きに限界がきたので、コップにお水を汲んできた(^_^;)。

 

関節の痛みは、もう何年も続いていて、かなりつらい。

特に指関節は、ちょっと堅い物に当たっただけで、脳に響くような痛みを感じることもある。

 

膝もだいぶ悪くて、正座は不可能。床に座ると、立ち上がるのに一苦労する。

歩くのには、とくに困らないけれども、長時間の立ち歩きは、腰にくる。痛い。(T_T)

 

 

・とんでもなく、背中が痒い!

 

もう発狂寸前の凶悪な痒みである。それが背中全体を走る。搔けば搔くほど、痒いところが増えていく。

 

 

孫の手が見つからないときは(ほとんど常に行方不明)、家族に頼ることになる。

 

でも、家族曰く、ちょっと搔いただけで、真っ赤になって傷が残るから、あまり搔きたくないとのこと。皮膚がだいぶ弱くなっているらしい。

 

 

そして対策

 

マッサージがいいと、「だって更年期なんだもーん」にも書いてあったので、引き続きがんばってみる。

 

ホルモン補充療法を受けているし、うつ病の治療もしている。

まだまだつらいけど、一番ひどかったころよりは、改善している実感がある。

 

 

あとは少しでも痛みやストレスを減らすように工夫しつつ、落ち着くのを待ってみよう。