湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

変態と文学についての、しょーもない走り書き

 

LINEの「ダ・ヴィンチニュース」が、川端康成の「眠れる美女」を紹介してた。

 

「美少女と添い寝できる宿」に足繁く通う老人を描く純文学 (ダ・ヴィンチニュース) - LINEアカウントメディア

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眠れる美女 (新潮文庫)

眠れる美女 (新潮文庫)

 

 


 

学生のころ、日本文学を専攻していた友人が、ものすごくキッパリと断言していたのを思い出す。

 

川端康成は、変態です」

 

当時の私は、川端作品というと、「掌の小説」という掌編集しか読んだことがなかったから、曖昧なレベルでしか同意することができなかった。

 

でもその後、「眠れる美女」を読んで、友人に負けず劣らずキッパリと断言するようになった。

 

変態です。

じじいトンデモないわ。

 

 

いや、それだけのもの(変態)として切り捨てるわけにはいかない作品なのは、わかってる。

 

のちに、ガルシア=マルケスが、この作品にインスピレーションを受けて書いたという小説も読んだ。

 

 

わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))

わが悲しき娼婦たちの思い出 (Obra de Garc〓a M〓rquez (2004))

 

 

 

 発売されてすぐに買って読んだはずで、再読していないから、内容はほとんど忘れかかっているのだけど、読了したときの印象だけは、はっきり覚えてる。

 

 

南米の変態より、日本の変態のほうが、キレ味だけはいい。

 

 

もっと色々書きたいけど、体力ないから、今日はここまで。