湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

あの音

こないだの日曜日、高熱出して寝てたら、緊急地震速報の音が、どこかでいきなり鳴り響いた。

 

これ。

https://youtu.be/Dla60rWUwcw

 

「うわ地震くる!??」

「私の携帯鳴ってないよ!」

「誰の携帯よ?!!」

「テレビでもない!」

「あれ、これって外じゃない!!??」

 

ベランダ窓をガラッとあけたら、大音響のあの音とともに、避難訓練開催のご案内が、アナウンスされてた。

 

 

「あー、そういえばそうだった。今日、町全体でやる日なんだよね…」

 

 

私は体温計持って布団に逆戻り。

他の家族たちも、各々持ち場へ。

 

しかしあの音、ほんとに怖い。  心がぞわりとする。

経験に裏打ちされた怖さだ。

東北の震災から6年経っても、体の芯に怖さが染み込んでる。

 

我が家のあたりは震度五強で済んだし、被害は本棚が盛大に雪崩たのと、クローゼットの扉の蝶番が折れただけ。

 

 それでも怖かった。

子供たち三人はあの地震からしばらく服を着たまま寝ていた。

被災地の方々の受けた思いは想像を絶する。

 

考えてみたら、あの緊急地震速報の音が人生最後に聞く音楽になることも、ありえるわけだ。

 

 

なんかそれ、嫌だな。。。

 

(´・ω・`)

 

と思った人が多かったからかはわからないけど、緊急地震速報の音をアレンジしてる人が何人かいるようだ。

 

ウクレレで演奏した緊急地震速報があった。

これはこれで、怖い。でも緊張感は目減りしてる。

https://youtu.be/-GoJ_ZnZBWo

 

オーケストラの緊急地震速報。すごすぎて、ゴジラとか出る感じ。地震だけでいい。ゴジラいらない。

https://youtu.be/VcJakYRHRnY

 

 ほかにもいくつかあったけど、アレンジが加わると、怖さはそのままでも、得体の知れない不安感はだいぶ減るように思う。

 

補足されたフレーズが、物語っぽい背景を連想させるからかもしれない。これから始まるRPGみたいな。

 

オリジナルの音は、日常的な時間の流れを剥ぎ取られて、サイズの知れない危機の渦中に放り込まれるぞという、純粋な合図なのだろう。

 

生きてるだけで、おぞましい危険に常に脅かされてるのと変わらない、なんて絶望的感覚に陥るのは、鬱その他の持病がちょい悪状態だからか。いかんいかん。

 

数日、処方薬の服用サボったから。。。

 

でも四十度超えてオエオエいってるとき、とても処方薬は飲めなかった。飲んでもたぶん吐いたろうし。

 

なんにせよ、早く、体調戻さないと。

やれやれ。