湯飲みの横に防水機能のない日記

色々壊れてて治療中。具合のよくないときに寝たまま携帯で書くために作ったブログです。ほんとにそれだけ。

普通の日記

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こんにちは。

サムネに困って、スマホゲームの「ふにゃもらけ」から画像を持ってきました。

 

迷子の宇宙人のふにゃもらけを引き取って、世話して、バイトさせて、家具や服を買ってあげるだけのゲームです。レベルはありますが、戦闘も競い合いもない「まったり感」が気に入っていて、ゲーム開始以来、毎日欠かさずやっています。(でも頑張ってないからレベルは低いです)

 

画像はふにゃもらけの自室なので、夜になると、ふにゃ君は、ここに布団敷いて寝てます。部屋はいろいろ模様替えできて、上の写真のように、到底室内ではありえないような見た目の場所になることもありますが、ふにゃ君がそれについて何か評釈することはありません。

 

 

Amazon読み放題で読んだ本

 

市尾彩佳「王妃のプライド」。

 

「ピッコマ」という読書アプリで一日1話づつ読んでいたラノベだけど、前半(文庫本一冊分?)がkindleで読み放題できることを知り、早速読了。

 

【全1-6セット】王妃のプライド【イラスト付】 (ロイヤルキス)

【全1-6セット】王妃のプライド【イラスト付】 (ロイヤルキス)

 

 

前半、政略結婚のために、たった12歳で他国に送り込まれてきた王妃の境遇が、気の毒を通り越して、もはや胸糞悪いレベルだったので、一日1話というペースだと、嫌になって途中で放り出しそうだった。

 

結婚相手である国王は、大国に押し付けられた花嫁が子どもであるのを知って激怒し、結婚式の翌日から完全放置で無視を決め込み、衣食の世話すらしなかった。

 

しかもこのバカ国王、王妃を差し置いて、自国の有力者の娘を愛人として侍らせ、城を好き勝手に仕切らせる始末。その愛人は、当然のように王妃を排除して自分を正妻にしようとたくらむわけで、孤立無援の王妃は、いつ暗殺されても不思議ではない暮らしを強いられることになる。

 

幼いながらも、新たな祖国となる国に尽くそうと覚悟を決めて嫁いできた王妃は、国王の仕打ちに心から失望したものの、決して矜持を捨てず、打ち捨てられた離宮で自腹を切って生活しながら、生きるために強かな策略を巡らしはじめる。

 

12歳ながら、為政者としての知識やセンスを持っていた王妃は、城の中での唯一の味方である城代(執事みたいな感じのお爺さん)を通して、内政を改革して通商を増やし、国をどんどん豊かにしていく。

 

その過程で、専横な振る舞いの多かった、国王の愛人の実家の勢力を巧妙に削り、さらには自分の手駒の女性たちを国王の寝室に送り込むことで、愛人を城から追い出すことにも成功する。

 

自分がネグレクトしていた王妃が、完全に影の存在として国を栄えさせていることに、ようやく国王が気づいたのは、結婚後6年もたってからだった。

 

国王としてあまりにも間抜けすぎるな話なわけで、国王本人も間抜けな自分に逆ギレし、怒りをぶつけるべく王妃の部屋に押しかけたものの、6年ぶりに見る自分の妻がすでに子どもではなく、凄まじい美女に成長しているのを見て、態度を異次元レベルにシフトする。

 

で、それからの国王は、桁違いの愛妻家となり、夫婦で国を盛り立てていく流れとなるのだけど、結婚式以降のトラウマが致命傷すぎたために、王妃の心は国王をシャットアウト。そりゃそうだろうと読者でも思う。むしろ王妃にはとっとと離婚して別の国で幸せになって欲しいくらいで、残念ながら最後まで読んでも、国王の株は回復しなかった。いくら本当はいい国王だという話になっても(6年間王妃に会わなかった切ない事情ものちに説明されてはいたけど)、虐待していた正妻の手で自分の好みに仕立て上げられた愛人を送り込まれて全く気づかなかった夫というのは、女性目線からは、いくら有能で見目麗しくて改心していても、ダメすぎてダメである。

 

続編では、少しは立場回復したのだろうか。

読みたいけど、続編は読み放題サービスではないので、当分我慢。

 

 

 

秋の掃除とかホムンクルスとか

 

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散歩?

 

おはようございます。

例によってサムネ製造のため、10分ほどで、てきとーな絵を描いています。

 

 

衣替えもかねての掃除をし始めた途端、喉が腫れてきてダウン。

やらないわけにもいかないので、ちょっとやったら休む、というのを繰り返して、片付けを進めていますが、はかどりません。気長にやることにします。

 

Amazon読み放題の読書メモ

 

 

ホムンクルスの娘: 1 (ZERO-SUMコミックス)

ホムンクルスの娘: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

 

昭和初期に、戦闘用として開発されたホモンクルスの少女と、彼女を使って秘密の任務を行う陸軍の特殊部隊のお話。

 

シリーズの第一巻だけ、Amazon読み放題になっている。

面白いのだけど、ぐぐっと内容に引き込まれる直前で一巻が終わるので、ちょっと残念。

 

遠い昔に読んだ、荒俣宏の「帝都物語」をちょっと思い出す時代設定。

しかし帝都物語の内容も、もやがかかって、だいぶ思い出せなくなっている。

 

映画版の嶋田久作の怪演だけは、忘れようもないけれども。

 

「我を崇めよ」

 

映画でのあの風貌で言われると、だいぶ恐ろしい。

 


TEITO MONOGATARI (帝都物語) (1988): Original Theatrical Trailer

 

もう一回見る根性は、ちょっとない。(´・ω・`)

 

昭和初期って、荒俣宏夢野久作の作品の影響に大戦の史実が重なって、かなりグロくて魔界なイメージになってしまっている気がするのは、私だけだろうか。太宰治にも多少責任がありそう。

 

考えてみると、昭和元年はすでに100年近い昔なのだ。

 

私が幼少期の100年前といえば、まだ明治初期で、ちょっと射程を伸ばせば江戸時代に触れるくらいだった。それを思うと、昭和がどれぐらい遠ざかってしまったかが、よくわかる。

 

ホムンクルスつながりだと、20年くらい前に読んだ、ペンフィールドの「脳と心の招待」を思い出す。

 

 

脳と心の正体 (教養選書 58)

脳と心の正体 (教養選書 58)

 

 

大脳皮質の体性感覚野に、対応する人体の部位を当てはめていくと、奇妙な小人の姿が浮き上がってくるという、あの独特の図を描いた脳神経外科医の本だ。

 

脳の手術に全身麻酔を用いず、局部麻酔だけで、患者と会話しながら手術を行ったのも、この医師だ。そういえば、その実験も、1933年、昭和8年のカナダで行われている。夢野久作の「ドグラ・マグラ」が出版される2年前でもある。

 

ドグラ・マグラ」は、めったに映画館に行くことのない私が劇場で見た、数少ない作品の一つでもある

 

だけど、内容はやっぱり忘却の彼方。

 

桂枝雀が踊り狂ってる場面と、人肉に見立てた鶏肉らしき多量の肉塊を誰かがかき分けている場面以外、ほとんど思い出せない(T_T)。

 

 


日本文学史に残る奇書『ドグラ・マグラ』を見事に映画化!待望のDVD復刻!

 

原作は青空文庫で読めるし(kindle版無料)、ダウンロードもしてあるけども……

そのうち気が向いたら、挑戦してみるかもしれない。

 

 

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

 

 

 

 

 

 

本読んだメモ

Amazon読み放題記録。

 

信長の野望」の続きを読むはずが、全然違うラノベを読了。

 

婚約破棄を申しつけられています【初回限定SS・電子限定SS付】【イラスト付】 (フェアリーキス)

婚約破棄を申しつけられています【初回限定SS・電子限定SS付】【イラスト付】 (フェアリーキス)

 

 

魔法の存在する世界での、政略結婚ファンタジー

 

物語の冒頭から、ヒロインが理不尽な局面に放り出されることは割とよくあるけど、このお話のヒロインも、だいぶ気の毒だった。

 

なにしろ、家族全員および自分のの命と引き換えに、失踪した自国の王女の身代わりとして隣国の王太子と結婚しろと強制されたのに、その王太子にいきなり婚約破棄されるのだ。

 

隣国は超大国なので、王太子と王女の婚姻が結ばれれば、自国の安全保障になる。ヒロインの国は、かつての大戦で敵国に蹂躙されて血の海となり、防衛戦力だった魔法使いが全員虐殺され、国土も失い、軍事的な弱小国になったという経緯がある。

 

それでも国が存続しているのは、魔法に対抗できる種類の産業があるからで、王家は産業と外交力を駆使して、他国の軍事力の傘の下に入ることで、衰退した国力をカバーしている…らしい。でも、厳しく国境を管理してテロ対策も細やかなはずが、意外なほどザルだったり、隣国での諜報活動がすっかりバレていたりと、かなり大丈夫でない感じでもある。

 

あ、ヒロインは現代日本の女子高生が不慮の事故死ののちに転生したという設定なので、新たな祖国の置かれている情勢と日本の近代史を重ね合わせて、戦争だけは絶対ダメと思っているのだ。

 

だから、家族と国の平和のために、悲壮な覚悟を決めて身代わり結婚をしようとしたのに、肝心の婚約者にきっぱりと結婚を拒絶される。しかも拒絶の理由が、幼いころから心に決めた、名前も居場所もわからない初恋の相手がいるからだという。

 

隣国の王太子と結婚できなければ、家族共々殺される(と自国の王子に脅されている)し、国も危ないから、決死の覚悟で王太子を籠絡しようと、スッポンのように食い下がり、あの手この手を試みるものの、王太子の心は、揺らぎそうで揺るがない。

 

ジリジリするような状況が続くうちに、王太子の初恋の相手が発見されたかと思うと、王太子を狙った刺客が出現、ヒロイン一家処刑の危機、さらにはヒロインの国と隣国との開戦の危機という、凄まじクライマックスを迎えるのだけど……

 

全部片付いて、ヒロインと隣国の王太子が結ばれてハッピーエンドになるのは、お約束だから言うまでもないものの、作中でヒロインがさんざん酷い目にあった原因のほとんどが、隣国の王太子のアホで迂闊な行動にあったというのが、このお話の一番の衝撃だったかもしれない。おかげでイケメン度ががっくり下がったけど、その分ヒロインが尻に敷きつつ、支えるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯医者さんとか信長の野望とか

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(画像にとくに意味はありません。記事のサムネがないとさみしいのでテキトーに貼り付けてます)

 

こんにちは。

 

今日も冷えます。

 

今日は息子を歯科に連れて行きました。

 

重い障害のある息子は、近隣の普通の歯医者さんでは治療できないため、設備とスタッフの揃っている、特別な歯科のお世話になります。

 

今日は歯磨き指導でしたが、虫歯の治療は、全身麻酔で、4時間ほどかけて行います。

 

安全に行われるものではありますが、家族としては、毎度、無事に終わってくれるようにと、ひたすら祈りながら待つことになります。

 

穏やかに、しあわせに、健やかに、よい人生を送ってほしい。

 

それが、息子への唯一の願いであると、歯医者さんに息子を連れて行くたびに、思います。

 

 

Amazon読み放題読書記録

 

冒頭だけ丁寧な文体で、それ以外が丁寧でなくなるブログというのも、妙なものだと思うけれども、本のレビューとか脳内雑記は、「デスマス」だと書きにくいので、このままこのスタイルでいく。

 

Amazonの読み放題で、昨晩読んだ漫画。

 

信長の野望?輪廻転将? 1 (ノーラコミックス)

信長の野望?輪廻転将? 1 (ノーラコミックス)

 

 

本能寺で命果てたはずの信長が、前世の記憶を保ったまま、信長包囲網の出来上がる前のころの自分に戻るという、不思議なタイムスリップに巻き込まれてしまう。

 

信長は驚くけれども、即座に事態に順応し、史実では負け戦となるはずの戦いに勝利するなどして、歴史の成り行きをどんどん変えて行く。

 

まるで、信長本人が、ゲームの「信長の野望」をプレイしているかのようで、痛快。全3巻ある。レビュー書いたから、2巻目を読もう。

 

(注……読み放題での読みすぎ防止のため、読んだ本のレビューを書かくまで次の本を読まないという縛りを自分に課している)

 

 

ゲームの「信長の野望」は、もう20年も前にファミコン版(だったと思う)を遊び倒したことがある。

 

どの武将をメインにしてプレイしたか、忘れてしまったけど、ひたすら他国に攻め込んで勝利していたら、武将たちがどんどん寿命で死んでいき、終いにはこんな表示が出た。

 

「戦国武将は一人もいなくなりました。日本は平和になりました」

 

 

一字一句こうだったかは、わからない。

 

とにかく戦争シミュレーションゲームとしてのプレイはできなくなったわけだから、実質的なゲームオーバーだった。

 

あのときの、不思議におだやかな虚無感と、ツッコミどころを見出し難いもどかしさは、他ではなかなか経験できないものだったと思う。

 

その後、パソコン版の「信長の野望」も何度かプレイしてみた。面白かったけど、ファミコン版とは桁違いに統治が難しく、もともと戦争シミュレーションが下手くそな私では、天下統一はできなかった。

 

 

 

 

「かわいがる」の寒い用法・Amazonのインディーズ漫画

こんにちは。

寒いです。

冬物、出しました。

 

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さむい

 

 

またしても風邪をひきかけていて、喉が腫れかけているので、ネックウォーマーなどして、あっためることにします。

 

「かわいがる」という言葉の意味

 

ネットで検索できる、三省堂大辞林」第三版での、「かわいがる」の意味説明は、こうなっている。

 

かわい が・る 【可愛がる】( 動ラ五[四] )

① かわいいと感じて大事にする。
② (反語的に)いじめる。しごく。

 

 

「かわいい」と感じる対象は、たいていの場合、自分よりも弱く、また幼く、さまざまな能力的な面で自分を下回る相手である。

 

だから、その気になれば、容易に「いじめる。しごく」こともできる。

 

普通はしないけど、相手の痛みや気持ちに思いの及ばない人、共感するスキルを持たない人は、自分の言動がそちらがわに滑り込んでいても、自分ではわからない。

 

相手の苦しみに気づかないから、相手が壊れるまで、あるいは世間に糾弾される事態になるまで、どこまでも「かわいがって」しまう。

 

ここのところ報道されている、神戸の教員同士のいじめの内容は、誰が聞いても、相手をいたぶることが目的の暴行でしかない。

 

けれども、加害者と、それを容認していた上司には、わからなかったのだと思う。

 

 

www.kobe-np.co.jp

 

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 【40代女性教員】

 子どもたちに対しては、こんな形になって申し訳ないです。子どもたちを精いっぱい愛してきたつもりですが、他の職員を傷つけることになり、子どもたちの前に出られなくなり、申し訳ありません。私の行動で、迷惑をかけてしまったことに対して、本当に申し訳ないと思っています。

 被害教員に対しては、ただ申し訳ないというしかありません。被害教員のご家族に画像を見せられ、入院までしている事実と、苦しんでいる事実を知りました。本当にそれまでは、被害教員には自分の思いがあって接していたつもりです。自分の行動が間違っていることに気付かず、彼が苦しんでいる姿を見ることは、かわいがってきただけに本当につらいです。どうなっているのかと、ずっと思っています。

 

この教員の、人生の無残さを思う。

 

彼女にとって、この「かわいがる」は、反語的用法ではなかったのだ。

 

人間性に大幅な不具合のある人の使う言葉は、壊れている。

これはそういう事例である。

 

無料で読める漫画・Amazonインディーズ作品


ネットニュースの見出しに、


20歳年上の夫がこわい……その理由は?


なんていうのがあって、またモラハラやDV事件だろうかと思ったら、全然違って、あったかいお話だった。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

 

Twitterで作品を発表している方はたくさんいるようで、なかには、Amazonのインディーズ作品として、無料公開している方もいる。

 

今朝読んでたのは、「イギリスと世界の料理に挑戦」(灯台守 作画)という、インディーズ作品。

 

 

 


ロンドンでの食生活のお話。

作者のご夫君がイギリス人で、そのお母さまはイラン人なのだそうで、イギリスだけでなく、イランの家庭料理も登場して、大変興味深い。


また、イギリス人はカレーが大好きなんだそうで、カレー屋さんがたくさんある地域もあるようだけど、宗教的理由で豚肉を食べない人の人口が増えているからか、カツカレーのカツはチキンカツであることが多いのだとか。

 

さらには、和風カレーを「KATSU」というようになってしまったため、カツの乗っかっていない「カツカレー」も売られているという、日本人的にはがっかりな話もあった。

 

 イラン料理について、ほとんど知識がなかったので、ためしにクックパッドを検索してみたら、たくさんあってびっくりした。

 

cookpad.com

 

じゃがいもの、炊き込みご飯。おいしそう。そのうち挑戦してみよう。